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「バンビ」「カブ」「ホープス」「カデット」。卓球の大会の案内に出てくるこの言葉は、年齢や学年で分けた部門の名前です。日本卓球協会の全日本選手権では、バンビ=小学2年生以下、カブ=小学4年生以下、ホープス=小学6年生以下、カデット=中学2年生以下。小学生は学年で、中学生は年齢でも分かれます。
この記事では、小学生の3区分と中学生のカデット、高校生以上の部門、世界の大会で使われるU19・U15といった区分、年齢をいつの時点で数えるか、そして「自分はどこに出られるのか」を確かめる方法までをまとめます。出典は公益財団法人日本卓球協会の大会案内とITTF Statutes 2025です。
何歳から始められるかは卓球は何歳から始められる?、何歳まで続けられるかは卓球は何歳まで続けられる?にあります。この記事は大会の年齢区分だけを扱います。
まず即答|小学生は学年、中学生は年齢でも分かれる
| 区分の名前 | 対象 | 大会 |
|---|---|---|
| バンビ | 小学2年生以下 | 全日本選手権(ホープス・カブ・バンビの部) |
| カブ | 小学4年生以下 | 同上 |
| ホープス | 小学6年生以下 | 同上 |
| カデット | 中学2年生以下 | 全日本選手権(カデットの部) |
| ジュニア | 高校生年代(参加資格は要項で確認) | 全日本選手権(一般・ジュニアの部) |
| 一般 | 年齢の制限なし | 同上 |
小学生の3つ(ホープス・カブ・バンビ)はまとめて「ホカバ」と呼ばれます。この3つは学年で決まります。
中学生のカデットは学年と年齢の両方が出てきます。種目が13歳(中学1年生)以下シングルスと14歳(中学2年生)以下シングルス、それに14歳以下のダブルスという分かれ方です。
今すぐ確かめる手順:お子さんの学年を、上の表に当てはめてください。「以下」なので、下の学年の子も上の区分に出られます。小学5年生なら、ホープスに出られます(カブとバンビには出られません)。
小学生の3区分(ホカバ)
全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)は、男女あわせて6種目で小学生の日本一を決める大会です。
| 区分 | 対象 | いちばん上の学年 | その下も出られるか |
|---|---|---|---|
| バンビ | 小学2年生以下 | 小2 | 小1・未就学児も可 |
| カブ | 小学4年生以下 | 小4 | 小3以下も可 |
| ホープス | 小学6年生以下 | 小6 | 小5以下も可 |
大事なのは「以下」という書き方です。小学2年生の子は、バンビにもカブにもホープスにも出られます。ただし同じ大会で複数の区分に出られるかは、大会の要項が決めます。
どの区分に出すか
上の区分に出れば相手は強くなり、下の区分(自分の学年に合ったところ)なら同年代と当たります。どちらが良いという答えはありません。大会の要項に「1人1種目まで」と書かれていることも多いので、まず要項を読んでから決めてください。
小学生の始め方は卓球を子どもに習わせるには、用具の選び方は小学生の卓球ラケットの選び方にまとめています。
中学生|カデット
全日本卓球選手権大会(カデットの部)は中学2年生以下の日本一を決める大会です。男女それぞれ3種目、あわせて6種目で行われます。
| 種目 | 対象 |
|---|---|
| 13歳以下シングルス | 13歳(中学1年生)以下 |
| 14歳以下シングルス | 14歳(中学2年生)以下 |
| ダブルス | 14歳以下 |
ここで学年と年齢が併記されていることに注目してください。中学1年生でも誕生日によっては14歳になっている場合があります。そのため「いつの時点の年齢か」が要項で決められます。この数え方は後の章で扱います。
中学3年生は、この大会には出られません。中学生の大会としては、ほかに全国中学校大会などがあります。出られる大会の探し方は卓球の大会にまとめました。
中学の部活の1年目は中学の卓球部の費用、ラケット選びは中学生の卓球ラケットの選び方にあります。
高校生以上|ジュニアと一般
全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)にはジュニア男子シングルスとジュニア女子シングルスがあります。一般の部は年齢の制限がありません。
- ジュニアの参加資格は大会の要項で確かめる——年度によって書き方が変わることがあるため、この記事では断定しない
- 一般の部に年齢の下限は無い——中学生・高校生が一般の部に出ることもある。実際に全日本で中学生が上位に入った例がある
高校から卓球を始める人は高校から卓球を始める、大人から始める人は大人から卓球を始めるにはにまとめています。
世界の大会の区分|U19・U15
国際大会では、日本の「ホープス」「カデット」ではなくU(アンダー)+数字で表します。ITTF 3.7.4.2の定めです。
| 大会 | 区分 | 条文 |
|---|---|---|
| 世界タイトル大会 | ユース種目の選手は19歳未満および15歳未満 | ITTF 3.7.4.2 |
| その他のユース大会 | U21・U19・U17・U15・U13・U11が推奨される | 同上 |
「U15」は15歳未満という意味です。14歳以下、と読み替えて構いません。日本のカデット(14歳以下)は、ちょうどこのU15に重なります。
年齢はいつの時点で数えるか
ここが最も間違えやすいところです。ITTF 3.7.4.2は、世界タイトル大会について「大会が行われる暦年の直前の12月31日時点」の年齢だと定めています。
- 大会の当日の年齢ではない——大会の年の前年の12月31日に何歳だったかで決まる
- 1年間、区分は変わらない——年の途中で誕生日が来ても、その年の区分は動かない
- 国内の大会は要項が決める——ITTFの定めは国際大会のもの。日本の大会は要項に書かれた基準日を見る
国内の大会では学年で区切ることが多いため、この問題は起きにくくなっています。ただしカデットのように年齢と学年が併記される場合は、要項の基準日を必ず確かめてください。
今すぐ確かめる手順:お子さんの大会の要項を開いて、「参加資格」の欄に日付が書かれていないかを探してください。「◯年◯月◯日現在」という書き方があれば、それが基準日です。書いていなければ、学年だけで判断して構いません。
大人の区分|マスターズとラージボール
年齢で分かれるのは、子どもだけではありません。大人にも年代別の大会があります。
| 区分 | 中身 |
|---|---|
| マスターズ | 年代別(30代・40代…)に分かれた大会。全日本選手権にもマスターズの部がある |
| ラージボール | 44mmの大きいボールを使う種目。年代別の部門があり、長く続けやすい形として広がっている |
ラージボールと、年齢を重ねてからの続け方は卓球は何歳まで続けられる?に詳しくまとめています。
なお、段位の制度にも全日本選手権(マスターズの部)が出てきます。段位の条件は卓球の段位にあります。
自分がどこに出られるか、確かめる順番
- 学年を見る——小学生ならホープス・カブ・バンビのどれか。中学1〜2年ならカデット
- 大会の要項を読む——「参加資格」の欄。基準日があればそれも見る
- 1人何種目まで出られるかを見る——同じ大会で複数の区分に出られない決まりのことがある
要項は、申込書と一緒に配られるA4の1〜2枚です。ほぼ必ず「参加資格」という見出しがあります。顧問の先生やクラブのコーチに「要項を見せてください」と言えば出てきます。
大会当日の流れは卓球の試合の流れとマナー、持ち物は卓球の試合の持ち物、保護者の観戦は卓球の試合の見方にまとめました。
よくある質問
まとめ
卓球の年齢区分は、小学生は学年、中学生は学年と年齢の両方で分かれます。
バンビ=小学2年生以下、カブ=小学4年生以下、ホープス=小学6年生以下。この3つがまとめて「ホカバ」です。カデット=中学2年生以下で、13歳以下シングルス・14歳以下シングルス・14歳以下ダブルスの分かれ方になります。
国際大会ではU19・U15のように表し、世界タイトル大会のユース種目は19歳未満と15歳未満です(ITTF 3.7.4.2)。年齢は大会の年の前年12月31日時点で数えます。
そして最後は要項です。「参加資格」の欄に、対象と基準日と、1人何種目まで出られるかが書かれています。A4の1枚を先に読めば、迷うことはありません。
用具えらびのチェックリスト(PDF)をお送りします
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