卓球を始めるのに必要なもの|初心者の準備リスト

【本記事について】
本記事は「卓球スタートショップ」が運営する情報メディア「卓球はじめの一歩」の記事です。記事内で紹介している商品には、当店で販売しているものが含まれます。

「卓球を始めたいけれど、まず何をそろえればいいの?」

これは初心者の方からいちばん多くいただく質問です。じつは卓球は「ラケット1本あればOK」ではありません。

すぐ打ち始めるためのもの、試合に出るときに必要になるもの、そして上達を早くしてくれるもの。必要なものをひとそろえで準備しておくと、最初のつまずきがぐっと減ります。

このガイドでは、初心者がそろえる用具の全体像をチェックリストで示したうえで、カテゴリ別に「なぜ必要か」「初心者の選び方」「おすすめ商品」を写真つきで解説します。

このページの結論(3行)

  • まずは必須5点(ラケット/ラバー2枚/接着剤/ケース/練習球)をそろえれば、その日から打ち始められます。
  • 迷ったらスターターセットが最短。本命は「上達セット コルベル×ラクザ7 ¥15,900」です。
  • シューズ・ウェアは、試合に出るタイミングで足せばOK。最初から全部そろえる必要はありません。

まず全体像:そろえる用具チェックリスト

細かい商品選びの前に、「結局なにが要るのか」を一覧で押さえましょう。

下の3段階で考えると、予算とタイミングを無理なく計画できます。

必須 始めるその日から要るもの

  • ラケット(本体)/またはラバー付きスターターセット
  • ラバー(裏表で2枚) ※セットなら付属
  • 接着剤 ※全部入りキットは塗らずに貼れる貼り付けシート入り。それ以外は別途用意
  • ラケットケース(ラケット保護に必須)
  • 練習球(ボール) ※試合球は会場が用意することがほとんど

早めに 続けるなら、試合に出る前にそろえたいもの

  • 卓球シューズ(体育館用・屋内専用。試合では屋内用シューズが必要)
  • ウェア(動きやすいスポーツウェア。シャツ・ショーツは別売り)
  • サイドテープ(ラケットのフチ保護)
  • 試合小物(ゼッケンピンなど)

あると上達 持っていると上達と快適さが変わるもの

  • メンテ用品(クリーナー・スポンジ・保護シート=ラバーが長持ち)
  • タオル・グリップテープ・バッグ(練習が快適に)

「これだけ要るの?」と少し驚いたかもしれません。でも大丈夫です。

最初からすべてを完璧にそろえる必要はありません。まずは「必須」をそろえて打ち始め、続ける気持ちが固まってきたら「早めに」「あると上達」を足していく。この順番なら失敗が少なくなります。

ラケットの入手は2通り:A スターターセット/B 自分で組む

用具選びで最初に決めるのが「ラケットをどう手に入れるか」です。

卓球のラケットは、板(ラケット本体)にラバーという表面のゴムを貼ってはじめて使えます。このラバーを「セットでまとめてそろえる」か「1つずつ自分で選ぶ」かで、入り口が2通りに分かれます。

どちらの場合も貼り付けはご自身で行いますが、写真つきの貼り方ガイドがあるので初めてでも大丈夫です。

「貼る作業そのものを省きたい」場合は、ラバーを貼り付けた状態で届く完成ラケットもあります。ただし春に生産される季節商品のため、当店でも通年の在庫はありません。来春の予約の先行案内リストに登録しておくと、受付開始をメールでお知らせします(開始は2026年11月ごろの予定)。

A:スターターセット(本体+ラバー2枚がひとまとめ)初心者の本命

定番ラケットと相性の良いラバー2枚がひとまとめで届くので、組み合わせに迷いません。

貼り付けシート・ケースまで付いた「全部入りキット」もあります。

向いている人:はじめての1本/選ぶ手間をかけたくない/組み合わせで迷いたくない方。

B:ラケット本体+ラバー2枚を自分で組む(こだわり派)

ラケット本体を選び、ラバーを裏表で2枚、さらに接着剤を用意して自分で貼ります。

組み合わせを自由に選べるのが魅力ですが、ラバー2枚と接着剤の費用と、貼る手間がかかります。

向いている人:使う用具にこだわりたい/将来ラバーだけ替えたい/コーチや経験者に相談できる方。

ここからは、まずスターターセット(A)を、続いて自分で組むための本体・ラバー・接着剤(B)を順にご紹介します。

カテゴリ別ガイド:①〜⑪を順に解説

① スターターセット(本体+ラバー2枚)必須(Aを選ぶ場合)

なぜ必要かこれ1つでラケットとラバーが一度にそろい、「どれとどれを組み合わせるか」の迷いをまとめて解決してくれます。初心者にいちばん安心な入り口です。

初心者の選び方少し良い板とラバーの組み合わせを選ぶと、上達したときに「すぐ買い替え」になりにくく、長く使えます。

セットで迷ったら スターターセット一覧、コストを抑えたい方は 予算で選ぶスターター もご覧ください。組み合わせに迷ったら 用具AI診断 が便利です。

② ラケット本体(板・ラバー別売り)必須(Bを選ぶ場合)

なぜ必要か自分で組む場合(B)の土台になる「板」です。打球感の基準になる大事なパーツで、ここを良いものにしておくと上達後も長く付き合えます。

初心者の選び方最初の1本は木材5枚合板(エンジェント・ウイングライトなど)が基本です。グリップはFL(フレア)が握りやすく安定します。重さは軽すぎず重すぎずを基準に、非力な方は軽量タイプを。カーボン入りは弾みが強く扱いが難しいので、基礎が固まってからのステップアップ用と考えてください。

  • エンジェント FL(卓球スタートショップ)
    本命エンジェント FL¥6,820

    石川佳純監修の「最初の1本」。本商品はラケット本体(ラバー別売り)です。

  • フライアットカーボンα FL(卓球スタートショップ)
    フライアットカーボンα FL¥8,580

    【ステップアップ用】はじめてのカーボン。よく飛ぶぶんミスも出やすいので、基礎が固まってから。

  • イーズカーボン FL(卓球スタートショップ)
    イーズカーボン FL¥8,580

    【ステップアップ用】しっかり攻撃したい方に。安定感のあるカーボン。

  • ファクティブ7 FL(卓球スタートショップ)
    ファクティブ7 FL¥6,820

    攻撃へステップアップしたい人向け。

  • ウイングライト FL(卓球スタートショップ)
    ウイングライト FL¥6,600

    約76gの軽量。非力な方・女性・小中学生に。

  • コルベル(卓球スタートショップ)
    コルベル¥6,050

    長く愛される超定番の板(FLのみ)。

③ ラバー(裏表で2枚必要)必須(セットなら不要)

なぜ必要かラバーはボールにスピンやスピードを与える、卓球の「タイヤ」のような部分です。

シェークハンド両面で打つため、ラバーは通常2枚必要です。(ルール上は片面だけ貼る使い方も可能ですが、初心者は両面がおすすめです。)

初心者の選び方厚さは1.7〜1.9mmが無難。色はルール上、片面が黒、もう片面は黒とはっきり違う色(赤・ピンク・バイオレット・グリーン・ブルー)です。当店の取扱いは赤と黒なので、赤・黒を1枚ずつが基本になります。

  • ロゼナ(卓球スタートショップ)
    本命ロゼナ¥5,500

    本格入門の王道。上位ラバー(テナジー系)の扱いやすさを体験できます。

  • グレイザー(卓球スタートショップ)
    グレイザー¥6,050

    攻撃型を目指す人へ。回転とスピードのバランス型。

  • ラウンデル(卓球スタートショップ)
    ラウンデル¥4,620

    【ステップアップ向け】ハイテンション系。2枚そろえやすく、基礎が固まってからじっくり育てたい方に。

  • スレイバーEL(卓球スタートショップ)
    スレイバーEL¥3,520

    クセが少ないロングセラー。基礎づくりに最適。

  • フレクストラ(卓球スタートショップ)
    フレクストラ¥2,200

    入門の最安。公式も「初めての選手にお勧め」とする定番。

※2枚で1組です。たとえばロゼナを表裏でそろえると ¥5,500×2=¥11,000 が目安になります。

④ ラケットケース必須

なぜ必要かラバーは衝撃・乾燥・ホコリに弱く、むき出しのまま持ち運ぶと一気に傷みます。ラケットを守る「家」として、最初からそろえたい必須アイテムです。

初心者の選び方1本だけならハードケース。ラバーやメンテ用品も一緒に持ち運ぶなら、大きめのケースが便利です。

⑤ ボール(まずは練習球を)必須

なぜ必要かまず必要なのは、たくさん打って練習するための練習球(多球)です。

大会で使う試合球は、会場(主催者)が用意することがほとんどです。試合のために自分で公認球を買う必要は、基本ありません。

3スターの公認球は、自宅で試合形式の練習をしたい人や、公認球の打球感に慣れておきたい人が、任意でそろえるものです。

初心者の選び方まずは数の多い練習球を1セット。公認球は少量あれば十分で、急いで買う必要はありません。

練習球(多球)

公認球(3スター・任意)

⑥ 卓球シューズ(屋内専用)早めに(試合は必須)

なぜ必要か卓球は細かい足の動きが命。専用シューズは横の動きや止まる動作で滑りにくく、ケガ予防にもなります。

体育館用(屋内専用)が必須で、試合では基本的に専用シューズが求められます。

初心者の選び方0.5cm刻みで合うサイズを。なお「レゾラインTR」は外履き用なので館内では使えません。

⑦ ウェア(シャツ+ショーツ+ソックス)動ける服装で

なぜ必要か大会に出るときは動きやすいスポーツウェア(卓球用のシャツとショーツ)があれば大丈夫です。

JTTA公認マーク入りのユニフォーム(シャツ・ショーツ)は、日本卓球協会が主催・公認する大会で必要になることが多く、中学・高校の公式戦でも求められることがあります。市民大会やオープン大会は手持ちのスポーツウェアで参加できることも多いので、出場する大会の要項で確認しましょう。

シャツとショーツは上下別売り。汗をかくので、洗い替えに複数枚あると快適です。

初心者の選び方まずはシャツ1枚+ショーツ1枚+ソックスから。公認大会に出る予定があるなら、公認マーク付きを選んでおくと確実です。

シャツ

ショーツ

ソックス

⑧ サイドテープあると安心

なぜ必要かラケットのフチ(エッジ)は、台やフロアにぶつけて欠けやすい部分です。貼っておくとエッジの傷・欠けを防げます

初心者の選び方標準的なシェークハンドは10mm幅が目安です。

⑨ 接着剤(全部入りキット以外は必須)セットでも必須

なぜ必要か「全部入りキット」以外は必須です(通常のスターターセットもラバーの貼付けはご自身で行うため、接着剤が要ります)。全部入りスターターキットには、接着剤の代わりに塗らずに貼れる貼り付けシートが入っています。

初心者の選び方水溶性・JTTA公認・F☆☆☆☆のものを選びましょう。安全性が高く、貼り直しもしやすいタイプです。貼る道具まで含めて一度にそろえたい方は、全部入りスターターキット ¥13,900が確実です(接着剤の代わりに、塗らずに貼れる貼り付けシートが入っています)。

⑩ メンテ用品あると上達(ラバーが長持ち)

なぜ必要かラバーは表面のホコリで回転がかかりにくくなります。練習後にお手入れをするとラバーが長持ちし、性能を保てます。結果的に、上達と節約につながります。

初心者の選び方クリーナーとスポンジは必ずセットで使います。練習しない日は保護シートを貼っておくと劣化を防げます。

⑪ 試合小物/あると快適試合に出るなら/あると快適

なぜ必要か試合では背中にゼッケンを付けるため安全ピン(ゼッケンピン)が要ります(大会によって規定が異なるので、要項をご確認ください)。

また、汗を拭くタオル、手汗対策のグリップテープ、用具をまとめて運ぶバッグがあると、練習も移動も快適になります。

試合小物

あると快適

※商品の多くはメーカーお取り寄せです(ご注文から発送まで通常5〜10営業日、商品によりそれ以上いただく場合があります)。「品切れ」と表示されている商品はご注文いただけません。表示価格は毎日自動で照合していますが、最新の金額は各商品ページでご確認ください。

よくある質問

❓ よくある質問
Q最低限これだけあれば始められますか?
A.ラケット(またはラバー付きのスターターセット)・ラバー2枚・接着剤・ラケットケース・練習球の必須5点があれば、その日から打ち始められます。シューズとウェアは、試合に出るタイミングで足していけば大丈夫です。
Qスターターセットを買えば、そのまま打てますか?
A.いいえ。通常のスターターセットはラケットとラバー2枚が届き、貼り付けはご自身で行うため接着剤が別途必要です。貼る道具まで入っているのは「全部入りスターターキット」だけで、こちらは接着剤の代わりに、塗らずに貼れる貼り付けシートが入っています。
Q試合球(3スター)は最初から買ったほうがいいですか?
A.急ぐ必要はありません。大会で使う試合球は会場(主催者)が用意することがほとんどです。まずは数の多い練習球を1セット用意して、公認球は打球感に慣れておきたくなってから少量そろえれば十分です。
Q全部そろえるといくらぐらいかかりますか?
A.セットでそろえる場合は27,000円前後、ラケットとラバーを単品で組む場合は29,000円前後が目安です(ラケット・ラバー2枚・接着剤・ケース・練習球の合計)。シューズ(6,380円〜)とウェア(シャツ+ショーツで約10,900円〜)は、試合に出るタイミングで追加していくと無理がありません。
Qラバーの色は赤と黒でないとだめですか?
A.ルール上は片面が黒、もう片面は黒とはっきり違う色(赤・ピンク・バイオレット・グリーン・ブルー)です。当店の取扱いは赤と黒なので、赤・黒を1枚ずつが基本になります。

まとめ:これで全部そろう一括チェックリスト

最後に、買い忘れがないかを一覧で確認しましょう。印刷して「☑」を付けながら準備すると安心です。

【必須】まず打ち始めるために

  • ☐ ラケット(本体)/またはラバー付きスターターセット
  • ☐ ラバー 赤・黒 各1枚(=裏表2枚)※セットなら付属
  • ☐ 接着剤 ※全部入りキットは貼り付けシートで代用
  • ☐ ラケットケース
  • ☐ 練習球(多球)

【早めに】続ける・試合に出るために

  • ☐ 卓球シューズ(体育館用・屋内専用)
  • ☐ 卓球用シャツ + ショーツ(上下別)
  • ☐ ソックス
  • ☐ サイドテープ
  • ☐ ゼッケンピン

【あると上達・快適】

  • ☐ メンテ用品(クリーナー+スポンジ+保護シート)
  • ☐ タオル・グリップテープ・バッグ
  • ☐ (任意)公認球 3スター ※大会の試合球は会場が用意

費用の目安(2パターン)

「だいたいいくら見ておけば?」の参考に、上で紹介した実価格を足した概算です(選ぶ商品により変わります)。

パターン内訳の例概算
セット派
(組み合わせに迷わない・選ぶ手間なし)
上達セット コルベル×ラクザ7 ¥15,900+フリー・チャック2-L(接着剤)¥1,650+ロスモア・ハードフルケース ¥3,300+バタフライ トレーニングボール40+(10ダース)¥6,380 〜¥27,000前後
単品派
(自分で組む・こだわり)
エンジェント FL ¥6,820+ロゼナ ¥5,500×2(=¥11,000)+フリー・チャック2-L ¥1,650+ロスモア・ハードフルケース ¥3,300+バタフライ トレーニングボール40+(10ダース)¥6,380 〜¥29,000前後

※シューズ(ジェット・インパクトNEO2 ¥6,380〜 など)やウェア(シャツ+ショーツで約¥10,900〜)は、試合に出るタイミングで追加していくと無理がありません。

この表は「今そろえる分」の概算です。1年目に何にいくらかかるか(ラバーの貼り替えや練習球の補充を含む)を自分の練習量で見たい方は、週の練習回数を入れて1年分の費用を試算すると、月あたりの金額まで出ます。

次の一歩:迷ったらここから

何から選べばいいか迷ったら、まずはこちら。

  • ラケット選び診断(全5問・約1分)… 予算まで含めて、買う組み合わせを1つに絞ります。まずはこちらから。
  • 用具AI診断 … いくつかの質問に答えるだけで、あなたに合うラケット・ラバーを提案します。
  • スターターセット一覧 … ラケット+ラバー2枚が一度にそろうセット。本命は上達セット コルベル×ラクザ7 ¥15,900。
  • 予算で選ぶスターター … コストを抑えて始めたい方はこちらから。

用具をそろえたら、正しい打ち方を見てもらうのが上達への近道です。

当サイトの運営者によるマンツーマン60分レッスン(¥5,000)を受けられます。会場と日程は、お問い合わせの際に個別でご案内します。

「買った用具で正しく打てているか不安」という方は、最初の一歩としてぜひご活用ください。

卓球は、必要な用具を一式そろえて正しく始めれば、上達のスピードもケガの予防も大きく変わります。

最初は少し準備が多く感じるかもしれませんが、このガイドの順番でそろえれば大丈夫です。あなたの卓球スタートを応援しています。

お子さんの分をそろえる場合は、サイズのあるシューズの選び方と合計金額を子ども向けに整理した記事があります。→ 子どもに卓球を習わせるときにそろえる道具

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卓球ラバーの張り替え時期と貼り方|寿命の目安・道具・年間費用