本記事は「卓球スタートショップ」が運営する情報メディア「卓球はじめの一歩」の記事です。記事内で紹介している商品には、当店で販売しているものが含まれます。価格・寸法は2026年8月21日時点の税込価格とメーカー公表値です。
ラケットケースはどう選ぶ?【30秒でわかる結論】
ラケットケースは高さ約19cm・幅約30cmがどれもほぼ共通で、違うのは「奥行(厚み)」だけです。だから選び方は、ケースに何を入れるかだけで決まります。
- ラケット1本だけ入れば十分 → 奥行2〜4cmの1本用フルケース(1,760〜2,420円)
- メンテ用品やボールも一緒に持ち歩く → 奥行5cm前後のインナー付きケース(2,530〜3,300円)
- カバンに詰め込む・自転車通学でつぶしたくない → ハードケース(3,300〜5,280円)
バッグのほうは最初から卓球用でなくて構いません。手持ちのリュックで足ります。荷物が増えて入らなくなってから、卓球用リュック(7,480〜9,900円)を足せば十分です。そろえる物の全体像は卓球を始めるのに必要なもの|初心者の準備リストにまとめています。
ラケットを買ったあとに迷うのが「ケースはどれを選ぶ?」「部活に通うバッグはどうする?」です。この記事では、ケースの3タイプの違いと部活・教室通いのバッグの選び方を、当店で実際に販売している商品の価格と、メーカーが公表している寸法をもとに整理します。
そもそもラケットケースは必要?
結論、ラバーを貼ったラケットを使うなら必要です。理由は2つあります。
- ラバーの保護:ラバーは熱・直射日光・乾燥に弱い消耗品です。かばんに直接入れると表面が押されたり、ほかの荷物とこすれたりして傷みが早まります。
- エッジ(ラケットの角)の保護:ラケットの木の部分は角をぶつけると欠けます。通学カバンに裸で入れるのがいちばん危険です。
ラバーそのものの持ちを延ばす手入れは卓球ラバーの手入れ・メンテナンス方法、交換の時期は卓球ラバーの張り替え時期と貼り方で解説しています。
ケースの違いは「奥行」だけ|3タイプの見分け方

カタログを見比べると種類が多く見えますが、当店で扱っているケースの寸法は、高さ18〜21cm・幅29〜30cmにほぼ収まります。ラケットの大きさが決まっている以上、そこは変えようがないからです。実際に違うのは奥行(厚み)で、ここが「何が一緒に入るか」を決めています。
| タイプ | 奥行 | 入るもの |
|---|---|---|
| 1本用フルケース | 2〜4cm | ラケット1本 |
| インナー付きケース | 5cm前後 | ラケット1〜2本+メンテ用品+ボール |
| ハードケース | 5.5〜6cm | ラケット1〜2本(つぶれない外側) |
寸法はメーカー公表値。公表していないモデルもあるため、購入前に商品ページの「サイズ」「収納」欄をご確認ください。
① 1本用フルケース(奥行2〜4cm)|軽くて薄い・はじめの1個
ラケット1本がぴったり収まる、いちばん薄いタイプです。学校のカバンに入れて持ち運ぶ中学生・高校生向け。当店の取り扱いは税込1,760〜2,420円です。
- ヴィクタス COLOR BLOCK RACKET CASE(税込¥1,760):ラウンド型。メーカー公表寸法は高さ19×幅30×奥行4cm。4色。
- バタフライ YT・フルケース(税込¥1,980):高さ19×幅30×奥行3cm。再生ポリエステル製。※パールピンクは在庫切れのため、ターコイズブルーとシルバーからお選びください。
- ニッタク カラーロゴフルケース(税込¥2,420):高さ19×幅30×奥行2cm。メーカーの説明は「保護クッション入りでラケット全体を守る」。当店の取り扱いの中でいちばん薄いモデルです。※ブルーは在庫切れのため、ほかの色からお選びください。
選ぶときの注意:奥行2cmだとラケットしか入りません。クリーナーやボールも一緒に持ちたいなら次のタイプにしてください。
② インナー付きケース(奥行5cm前後)|メンテ用品もボールも一緒に
中に仕切り(インナーケース/インナーボード)が入っていて、ラバー用のクリーナーやボールを定位置に収められるタイプです。ラケット2本用がほとんどですが、1本用でインナー付きのモデルもあります。当店の取り扱いは税込2,530〜3,300円です。
- ニッタク カラーロゴケース(税込¥3,300):ラケット2本用。メーカーの説明は「インナーケース使用時でもラケットを2本収納できます」。4色。
- ニッタク ペイントケース(税込¥3,080):ラケット2本用のインナーケース付き。3色。メーカーは「インナーケースを180度以上開いて過度な力を加えると破損する恐れ」と注意書きを出しています。
- バタフライ BG・ケース(税込¥3,300):1本用でインナートレー付きという組み合わせ。21×29×5cmで、ラケット1本と40mmボール2個、メンテナンス用品が入ります。
ここでよくある勘違い:「2本用」はラケットを2本持っている人だけのもの、ではありません。1本しか持っていなくても、空いた側にクリーナーやタオルを入れて使えます。実際、部活で毎日使うなら中に物が入るこのタイプが扱いやすいです。
③ ハードケース(奥行5.5〜6cm)|つぶれないように守る
外側が硬い素材でできていて、荷物の下敷きになってもラケットがつぶれません。かばんにまとめて詰め込む機会が多い人、自転車通学がある人向けです。当店の取り扱いは税込3,300〜5,280円です。
- バタフライ ロスモア・ハードフルケース(税込¥3,300):18×29×6cm。収納はラケット1本。180度開いて出し入れできます。
- ニッタク ポロメリックケース(税込¥5,280):高さ18×幅29×奥行5.5cm。ラケット2本用。メーカーの説明は「通気用の穴を設けたエアリング構造」「合成皮革を使用しているため中性洗剤で汚れを落とせる」。
買う前に1つだけ確認:ハードケースにも1本用と2本用があります。見た目では分かりにくいので、商品ページの「収納」欄を見てから決めてください。
値段の目安まとめ(当店の実売価格から)
当店で取り扱っている(=いま注文できる)バッグ・ケース類の価格帯です。2026年8月21日時点の税込価格で、在庫切れのモデルは含めていません。
| 種類 | 価格帯 | こんな人に |
|---|---|---|
| シューズ袋 | 704〜770円 | シューズを分けて入れる |
| ボールケース | 1,100〜2,200円 | 1,540円までが数個用、1,980円からは多球練習用 |
| 1本用フルケース | 1,760〜2,420円 | とにかく薄く・安く |
| インナー付きケース | 2,530〜3,300円 | メンテ用品やボールも一緒に |
| ハードケース | 3,300〜5,280円 | つぶれないように守りたい |
| トート・ダッフル | 5,060〜5,500円 | 肩掛け派・大人の教室通いに |
| リュック(卓球用) | 7,480〜9,900円 | 荷物が多い部活・自転車通学に |
| 遠征用の大容量バッグ | 8,800〜13,200円 | 泊まりの大会が入ってきたら |
迷ったときの目安は「ケースは最初に買う・バッグは後から」です。ケースが無いとラケットが傷みますが、バッグは手持ちで代用できるからです。
部活・教室に通うバッグの選び方
正直に言うと、専用バッグは最初から必要ではありません。手持ちのリュックやスクールバッグで始められます。ただ、部活が本格化するとラケット・シューズ・着替え・タオル・水筒で荷物が増えるので、入れ物に困ってきたら卓球用を検討してください。
リュック型|両手が空く
自転車通学や電車通学なら両手が空くリュック型です。卓球用はラケットやシューズの定位置が決まっているのが違いで、当店の取り扱いは税込7,480〜9,900円です。
- ニッタク アップライトデイパック(税込¥9,020):メーカーの説明は「ラケット・シューズ・着替えまで入る卓球用のデイパック」。
- バタフライ バルトラ・リュック(税込¥9,900):容量38L・W32×H55×D18.5cm。メーカーは「一番外側の収納スペースの内側は汚れをふき取りやすく、着用後のウエアやシューズの収納に適した仕様」と説明しています。
トート・ダッフル型|さっと出し入れしたい人に
- バタフライ アストラ・トートバッグ(税込¥5,500):容量24L・W53×H37×D15cm。卓球以外でも使える大きさです。
遠征が入ってきたら|44L以上の大容量
泊まりの大会に出るようになると、24L・38Lでは足りなくなります。その段階で見るのがこの帯です。
- バタフライ ラフィネス・ツアー(税込¥8,800):容量44L・W59×H30×D25cm。
- ヴィクタス V-SPB610(税込¥13,200):メーカーの説明は「遠征にも対応できる大容量サイズのボストンバッグ」。シューズ用ポケット付きで、ショルダーストラップを外すとバックパックにもなる2Way仕様です。
中学・高校で始めたばかりなら、ここはまだ買わなくて大丈夫です。泊まりの遠征が決まってから考えれば間に合います。
あると便利な小物の入れ物
- ニッタク カラーロゴボールケース(税込¥1,210):練習用ボールを数個入れて持ち歩けます。カバンの中で散らばりません。
- ニッタク ラインシューズサック(税込¥704):袋口が広いシューズ袋。卓球シューズは屋内専用なので、袋に入れて持ち運ぶのが基本です(卓球シューズの選び方)。
- ニッタク インナーケース(税込¥1,320):いま使っているケースの中を整理したいときに。フタ付きで、メンテナンス用品やボールが落ちにくい構造です。
部活で多球練習をするようになったら、数個用ではなくニッタク メニーズボールバッグ(税込¥1,980)のような大きめのボール入れに切り替えることになります。
球の入れ物だけを詳しく知りたい方へ。選び方と代用の可否は卓球のボールケース|代用できる場合と選び方にまとめています。
よくある質問
Q. 学校のカバンにそのまま入れてはダメ?
短期間なら壊れはしませんが、ラバー面が教科書などに押され続けると劣化が早まり、角をぶつければ木が欠けます。1,000円台のフルケースで防げるトラブルなので、ケースだけは最初にそろえてください。
Q. 100均のポーチやタオルを巻くのは代わりになる?
「何もなし」よりはましですが、エッジ(角)の保護がほとんど効きません。サイズもぴったりではないので、中で動いてこすれます。
Q. ラケットを1本しか持っていません。2本用は無駄ですか?
無駄になりません。空いた側にクリーナーやタオル、ボールを入れて使えます。2本用でインナー付きのモデルは3,080〜3,300円で、1本用フルケース(1,760〜2,420円)との差はおよそ1,000円です。
Q. ケースは洗えますか?
モデルによります。当店の取り扱いでは、ニッタク ポロメリックケースが「合成皮革を使用しているため中性洗剤で汚れを落とすこともできます」とメーカーの説明にあります。布製のケースは洗濯機で洗える表記がないものが多いので、商品ページの記載をご確認ください。
Q. 当店で買うとどのくらいで届く?
バッグ・ケース類はお取り寄せ商品のため、ご注文から発送まで通常5〜10営業日(土日・祝日を除く)をいただいています。部活の開始日が決まっている場合は早めのご注文が安心です。
まとめ
- ケースの寸法は高さ・幅がほぼ共通。違うのは奥行だけで、そこが「何が一緒に入るか」を決めています。
- ラケットだけなら1本用フルケース(1,760円〜)。メンテ用品やボールも持つならインナー付き(2,530円〜)。つぶしたくないならハードケース(3,300円〜)。
- ハードケースにも1本用と2本用がある。商品ページの「収納」欄を見てから決める。
- バッグは最初は手持ちでOK。荷物が入らなくなったら卓球用リュック(7,480円〜)を足す。
入部・入会までにそろえるものの全体像は卓球を始めるのに必要なもの|初心者の準備リスト、部活1年間のスケジュールと持ち物は卓球部の1年間にまとめています。どれを選べばよいか迷うときはお問い合わせフォームから相談していただいても大丈夫です。
まとめで挙げたケース(記事の並び順)
COLOR BLOCK RACKET CASE(1本用フルケース) 税込1,760円/YT・フルケース(1本用フルケース) 税込1,980円/BG・ケース(1本用・インナートレー付き) 税込3,300円/ロスモア・ハードフルケース(ハードケース) 税込3,300円/インナーケース(今のケースに足す仕切り) 税込1,320円
(卓球スタートショップ。在庫と色・サイズは各商品ページでご確認ください)
用具えらびのチェックリスト(PDF)をお送りします
はじめて道具をそろえるときに「何を・どの順番で決めるか」を1枚にまとめたものです。印刷して、そのままお店で使えます。あわせて、ラバーを貼った状態で届く貼り上がり完成ラケット(来春の予約企画)の先行案内もお届けします。
▼ 実際の商品と値段で確かめる
予算別に、どのケースを選べばよいかを整理しています。
卓球ラケットケースの選び方|初心者向け・予算別のおすすめと必要な理由(当サイトの運営者が運営する卓球スタートショップのコラム)
