卓球シューズの選び方|サイズの決め方

【本記事について】
本記事は「卓球スタートショップ」が運営する情報メディア「卓球はじめの一歩」の記事です。記事内で紹介している商品には、当店で販売しているものが含まれます。

卓球シューズの選び方は?【30秒でわかる結論】

卓球シューズは「軽さ・グリップ力・フィット感」の3つで選ぶのが基本です。軽いほどフットワーク(足の動き)が楽になり、体育館の床で滑りにくい靴底なら、止まる・踏み込む動作でも安心して動けます。フィット感は横ブレしないことが大切で、緩いと靴の中で足が滑り、きついと痛みの原因になります。通販で買うときは、かかとからいちばん長い指までの長さ(足長)を測り、そこに0.5〜1.0cmを足した数字を表示サイズの目安にすると大きく外しません。それぞれの詳しいやり方は、このあとの「選ぶときの3つのポイント」と「通販でサイズを外さない3ステップ」で順番に解説します。

シューズのほかに何をそろえるか迷っている方は、卓球を始めるのに必要なもの|初心者の準備リストもあわせてご覧ください。

「普通の体育館シューズでいいのでは?」と思いがちですが、卓球専用シューズは動きやすさと安全性が段違いです。この記事では、初心者のシューズ選びのポイントを、サイズ選びの注意点までふくめて解説します。

なぜ専用シューズが必要なのか

卓球シューズの3つの特徴(軽さ・横の動き・薄いソール)を示す図
図解:卓球シューズは「軽さ・グリップ・横の動き」が普通の運動靴との違い

卓球は前後左右へ小刻みに動き、止まる・踏み込む・切り返すを繰り返すスポーツ。専用シューズは軽量で、横方向の動きでも滑りにくく、素早いフットワークを支えます。普通のスニーカーは靴底が滑りやすく、転倒やケガの原因にもなります。

選ぶときの3つのポイント

① 軽さ

軽いほどフットワークが楽になり、動きの反応も速くなります。初心者ほど「軽さ」を優先すると動きやすさを実感できます。

② グリップ力

止まる・踏み込む動作で滑らない靴底が重要。体育館の床に合った専用ソールなら、安心して全力で動けます。

③ フィット感

足にしっかり合い、横ブレしないこと。緩いと切り返しの動きで足がブレ、きついと痛みの原因になります。

サイズ選びの注意

卓球シューズはやや小さめの作りのものもあります。普段の靴より少しゆとりを見て、つま先が窮屈にならないサイズを選びましょう。可能なら夕方(足がむくむ時間帯)に試し履きするのが理想です。

ワンポイント
室内専用なので、屋外では履かないこと。靴底をきれいに保つと滑り止め効果が長持ちします。

通販でサイズを外さない3ステップ(足の測り方)

シューズの失敗は、ほとんどがサイズです。お店で試し履きができないときは、次の順で決めると大きく外しません。

ステップ1 足長(そくちょう)を測る

  • 紙を床に置き、かかとを壁につけて立ちます(座ったまま測ると短く出ます)
  • いちばん長い指の先に印をつけます(親指がいちばん長いとは限りません
  • かかとから印までをものさしで測ります。これが足長です
  • 左右で差があるのが普通です。大きいほうの数字を使ってください
  • できれば夕方に測ります(足は夕方にむくんで大きくなります)

ステップ2 足長+0.5〜1.0cmで表示サイズを決める

靴の表示サイズは足長そのものではなく、つま先の余裕を含んだ数字です。足長に0.5〜1.0cmを足した数字が目安になります。

測った足長表示サイズの目安
22.0cm22.5〜23.0cm
23.0cm23.5〜24.0cm
24.0cm24.5〜25.0cm
25.0cm25.5〜26.0cm
26.0cm26.5〜27.0cm

0.5cm刻みで迷ったら、幅がきつくないほうを選びます。卓球は横の動きが多く、幅がきついと小指が痛くなります。ゆるさは中敷きや厚手のソックスで調整できますが、きつさは調整できません

ステップ3 いま履いている靴で答え合わせをする

  • 今のスニーカーでつま先が当たる・小指が痛いなら、その表示サイズは小さすぎます
  • かかとが浮く・靴の中で足が前に滑るなら大きすぎます
  • 部活に同じメーカーのシューズを履いている人がいれば、サイズ感を聞くのがいちばん早い方法です

部活でよくある3つの失敗

  1. 成長を見越して1cm以上大きいものを買う……横の動きで足が靴の中で滑り、靴擦れや足首をひねる原因になります。大きめにするなら0.5cmまでにして、中敷きを1枚足して調整します。
  2. 先輩や兄姉のお下がりをそのまま使う……ソールの溝が減ったシューズはグリップが戻りません。滑るシューズは危険です。
  3. 上履きやランニングシューズで代用する……前後の動きに向いた靴なので、横に踏ん張ったときに滑ります。

サイズが分からないときは、買う前に聞いてください

当店(卓球スタートショップ)は、サイズ違いによる返品はお受けできません。そのかわり、足長(かかとからいちばん長い指までのcm)と、普段はいているスニーカーのサイズを書いてお問い合わせいただければ、こちらでサイズをお選びするお手伝いをします。買ってから合わなかった、がいちばんもったいないので、迷ったら注文前にご相談ください。

取り扱いサイズは19.0cm〜30.0cm(モデルにより展開が異なり、小さいサイズは1.0cm刻みのこともあります)。小学生向けの小さいサイズはレゾライン ビライト II ¥8,800 などにあります。

→ サイズを相談する(卓球スタートショップのお問い合わせ)

小さいサイズと大きいサイズは、選べる商品が急に減ります

サイズの目安が決まっても、その数字の靴が売っているとはかぎりません。当店で扱う卓球シューズ22点について、いま購入できるサイズごとの商品数を数えると次のようになります。

サイズ19.020.021.021.522.022.523.023.524.024.525.025.526.026.527.027.528.028.529.029.530.0
選べる商品数1443818191919201920191819202110954

22.5cmから28.0cmまでは18〜21点から選べます。ところが22.0cmで8点、21.5cmで3点、19.0cmでは1点まで落ちます。大きいほうも28.5cmで10点、30.0cmで4点です。つまり小学生と、足の大きい人は、選べる商品がそもそも少ないということです。

ここから言えることは1つです。気に入った商品を決めてからサイズを探すのではなく、サイズで絞ってから選ぶ。先に商品を決めると、そのサイズだけ無いという行き止まりに入ります。小学生の靴を買うときは、とくにこの順番を守ってください。

※ この数はその日の在庫で変わります。数字は毎日自動で照合していますが、最後は売場でサイズが選べるかを確かめてください。

今すぐ確かめる手順:前の章で出した表示サイズの数字を紙に書いてください。売場を開いたら、商品を見る前にその数字が選べるかどうかだけを先に見ます。選べない商品は、どれだけ良く見えても候補から外します。

お手入れと買い替えの目安

使用後は中敷きを外して乾燥させ、汗や湿気をためないように。靴底のグリップが弱くなったり、クッションがへたってきたら買い替えのサインです。

  • 買い替えの目安:ソールの溝が消えて滑り始めたら。部活で週5回ほど履くなら半年〜1年が目安です。
  • 長持ちのコツ:体育館の入口でソールの汚れを拭く。滑ると感じたら濡れ雑巾を軽く踏むとグリップが戻ります(濡らしすぎると逆に滑るので軽く)。
  • 屋外や普段履きには使わない。ソールが減るとグリップは戻りません。

体育館シューズとの違い・メーカー

普通のシューズとの違い

  • ソールのグリップ:体育館の床に合わせた、止まる・踏み込むための滑りにくい設計。
  • 軽さ:素早い動き出しと切り返しがラク。
  • 屈曲性・クッション:細かいステップやジャンプの衝撃を吸収。

ランニングシューズは前後の動き向けで横滑りしやすく、ケガのリスクがあります。室内用でもグリップと軽さで差が出るため、続けるなら専用シューズがおすすめです。

メーカー別のざっくり特徴

  • バタフライ(レゾライン):当店の取り扱いが10モデルといちばん多い系統。メーカーがモデルごとに位置づけを明記していて、「入門用」「初〜中級選手向け」「軽量・幅広モデル」から選べます。
  • ニッタク(スピンムーブ/ムービング):スピンムーブはメーカーの説明が「初めてのシューズに」。ムービングエアロは「軽量ワイドモデル」と明記されています。
  • アシックス(アタック):モデルごとに狙いを分けた作り。幅の表記は「STANDARD」です。
  • ヤサカ(ジェット・インパクト):メーカーの説明は「機能性とコストパフォーマンスに優れた」。当店の取り扱いはNEOとNEO2の2モデルで、どちらも¥6,380です。
  • ヴィクタス(トライアン):当店の取り扱いは¥13,200〜¥16,500の2モデルで、他社の入り口より1段上の価格帯です。幅についての表記はありません。

※ミズノも卓球シューズを出していますが、当店の仕入れ先に取り扱いがないため販売していません。メーカーごとの幅の表記・価格帯・モデル数をならべて比べたい方は、卓球シューズのメーカー比較|5社の違いと幅広モデルの選び方に一覧があります。

卓球シューズはいくらで買える?——価格帯の目安

先に結論を書くと、最初の1足は6,000円台から9,000円台までで足ります。下の表は、当店で販売中の卓球シューズ22点を価格帯で数えたものです(2026年9月時点・税込/同じモデルの色違いは別に数えています)。

価格帯(税込)点数どんな帯か
6,380〜9,900円11点最初の1足はこの帯で足ります。いちばん安いのは6,380円
10,000〜14,300円6点部活で毎日履く人が2足目に選ぶ帯
16,000〜19,800円5点上位モデル。いちばん高いもので19,800円

ここで、値段より先に見てほしいことがあります。安い帯ほど、欲しいサイズが残っていないことがあるという点です。2026年8月時点の在庫を数えると、6,380円のモデルは選べるサイズが13〜15区分のうち3〜6区分しかありませんでした。一方で8,800円のモデルは51区分のうち37区分、13,200円以上のモデルは全区分が選べる状態でした。値段で決めてから在庫を見るのではなく、自分のサイズが選べるモデルの中から値段を見るほうが、結局は早く決まります。

足の測り方は前の節にまとめてあります。サイズが分かってから商品ページを開けば、選べないサイズのモデルを最初から候補から外せます。買い替えの目安は「お手入れと買い替えの目安」の節をご覧ください。

確かめ方
候補のモデルの商品ページを開いて、サイズの選択欄を見てください。自分のサイズが選べない状態(グレーになっている・選択肢に無い)なら、そのモデルは候補から外します。これを先にやると、色や見た目で迷う時間がまるごと減ります。2〜3モデル残ったところで、はじめて値段を比べてください。

買う前に知っておきたい「ソールの色」と床の相性

卓球シューズのソール(靴底)には、色の付いたゴムを使ったものと、床に跡が残りにくい「ノンマーキングソール」があります。学校の体育館や公共施設では、床に黒い線が残るタイプの使用を断られることがあります。商品ページや靴底の表示に「ノンマーキング」や「体育館用」と書かれているか、買う前に確認しておくと安心です。練習場所が決まっている人は、その施設のルールを先に聞いておくと安心です。用具を一式そろえる順番に迷ったら、必要なものの準備リストもあわせてご覧ください。

最初の数回は「慣らし」を意識すると靴擦れしにくい

新しいシューズは生地がかたく、いきなり長時間履くとかかとやつま先が擦れることがあります。次のポイントを押さえると、足になじむまでがぐっと楽になります。

  • 最初の1〜2回は短めの練習で様子を見て、当たる場所がないか確認する
  • 靴ひもは「つま先側はゆるめ・足首側はしっかり」と部分ごとに締め分けると横ブレを抑えやすい
  • かかとを靴の後ろにトントンと合わせてから履くと、フィット感が安定する
  • 当日は厚手・薄手でフィット感が変わるので、本番で履くソックスをそろえておくと擦れにくい

足の動きが安定すると、フットワークやラケットの扱いにも集中しやすくなります。シューズが整ったら、次はラケットの選び方始め方から試合デビューまでのロードマップに進んでみましょう。

🛒 一緒にそろえたいもの

卓球は「ラケット1本あればOK」ではなく、打つ・運ぶ・守る・試合に出るまで考えると、いくつかの用具を一式でそろえると安心です。ここでは初心者の方がつまずきやすいポイントごとに、代表的なアイテムをまとめました。どれも卓球スタートショップで取り扱っています(多くはメーカーお取り寄せのため、ご注文から発送まで通常5〜10営業日ほどいただきます。在庫状況は各商品ページでご確認ください)。

必須ラバーは裏表で2枚必要(スターターセットなら2枚付属・貼り付けはご自身で行います)

片面は黒、もう片面は赤・青・ピンク・紫(バイオレット)・緑のいずれかを1枚ずつそろえます(黄・オレンジ・白などは使えません)。セットに付いてくるラバーは赤・黒の2枚組なので、赤と黒の組み合わせが基本です。

必須ラケットケース(持ち運び・保護に)

練習用練習球(多球)(大会の試合球は会場が用意することが多いので、まずは練習球を)

早めに卓球シューズ(屋内専用)(試合は屋内用シューズが必要。卓球専用でなくても構いません)

動ける服装でウェア(シャツ+ショーツ+ソックス)

普段の練習は動きやすい運動着で十分です。日本卓球協会が主催・公認する大会では、JTTA公認マーク入りのユニフォーム(シャツ・ショーツ)が必要になることが多く、市民大会やオープン大会は規定がゆるやかなこともあります。出場が決まったら大会要項の服装規定をご確認ください。

あると安心サイドテープ(エッジ保護)

自分で貼るなら必須接着剤(全部入りキットには塗らずに貼れる貼り付けシートが付属。通常のスターターセットでは接着剤が別途必要です)

あると上達メンテ用品(ラバーが長持ち)

何を買えばいいか迷ったら、まずはここから。

スターターセット(ラケット+ラバーが一度にそろう本命)/予算重視のスターター
用具AI診断であなたに合う一式を提案/用具の選び方は用具完全ガイドもあわせてご覧ください。
▶ カテゴリからじっくり選ぶなら → 入門シューズシューズ一覧

打ち方や用具の相性が不安な方は、当サイトの運営者によるマンツーマンレッスン(60分5,000円)もご検討ください。最初の一式選びも相談できます。

足やかかとが痛いとき。靴が原因のことと、受診を考える目安は卓球の怪我|多い部位と腰痛・親指の痛みの目安にまとめています。

よくある質問

❓ よくある質問
Q普通の運動靴では始められませんか?
A.始められますが、体育館の床では滑りやすく捻挫のリスクがあります。安全のため室内専用の卓球シューズがおすすめです。
Qバドミントンやバレーのシューズで代用できる?
A.同じ室内競技用なので代用は可能です。ただし卓球シューズは横の動きと軽さに最適化されています。
Qサイズはどう選べばいい?
A.つま先に少し余裕があるサイズを。足がむくむ夕方に試着すると失敗しにくくなります。

まとめ

動きやすさとケガ予防のため、専用シューズは早めの用意がおすすめ。「軽さ・グリップ・フィット感」で選びましょう。記事の中ほどで紹介したレゾラインの3モデルが、初心者にも扱いやすい入門モデルです。

まとめで挙げたレゾラインの3モデル
レゾライン レイス 税込7,150円レゾライン ユニゼス II 税込7,150円レゾライン ビライト II 税込8,800円
(卓球スタートショップ。在庫と色・サイズは各商品ページでご確認ください)

用具えらびのチェックリスト(PDF)をお送りします

はじめて道具をそろえるときに「何を・どの順番で決めるか」を1枚にまとめたものです。印刷して、そのままお店で使えます。あわせて、ラバーを貼った状態で届く貼り上がり完成ラケット(来春の予約企画)の先行案内もお届けします。

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