卓球の試合の持ち物|忘れやすい8点のチェックリスト

【本記事について】
本記事は「卓球スタートショップ」が運営する情報メディア「卓球はじめの一歩」の記事です。記事内で紹介している商品には、当店で販売しているものが含まれます。

初めての大会でいちばん多い失敗は、プレーの内容ではなく持ち物です。とくに体育館用シューズ・ゼッケン・安全ピンの3つは、忘れると当日その場でどうにもならないことがあります。

この記事は、前日の夜にかばんへ入れるものを上から順に並べたチェックリストです。当日の進み方やマナーは卓球の試合の流れとマナー、何時に終わるかの目安は卓球の試合時間にまとめてあります。

なお、必要なものは大会によって違います。ゼッケンの要否・ウェアの規定・会場に入れる時刻は、必ず大会要項で確認してください。ここに書いてあるのは、どの大会でも共通する土台の部分です。

まず即答|前日にかばんへ入れる8点

迷ったらこれだけ入れてください。上から忘れたときの痛さが大きい順です。

試合の日のかばん(8点)
  1. ラケット(ケースごと)
  2. 体育館用シューズ(外履きは不可の会場が大半)
  3. ゼッケンと安全ピン(大会指定がある場合。前日に留めておく)
  4. ウェア上下(規定は要項で確認)
  5. タオル(汗を拭くもの)
  6. 飲み物(会場に自販機がないことがあります)
  7. 大会要項・組み合わせ表(紙かスマートフォンに)
  8. 健康保険証(またはその写し)

今すぐ確かめる手順:いま挙げた8点を、指を折りながら声に出して数えてください。8つ言えたら、その順番でかばんに入れるだけです。当日の朝に思い出そうとすると、必ずどれか抜けます。

忘れると試合に出られない3つ

① 体育館用シューズ

多くの会場は外で履いた靴のまま入れません。底が黒い靴も、床に跡が残るため断られることがあります。借りられる保証はないので、これがいちばん取り返しがつきません。

サイズの決め方や選び方は卓球シューズの選び方、メーカーごとの違いは卓球シューズのメーカー比較にまとめました。

② ゼッケン(大会指定がある場合)

中学・高校の大会では、指定のゼッケンを背中に付けるよう定められていることがあります。付いていないと試合に出られないため、前日のうちに留めてしまうのが確実です。書き方・大きさ・留め方は卓球のゼッケンの付け方と書き方で扱っています。

③ 規定に合ったウェア

公認大会では、ウェアに規定があることがあります。一方、オープン大会や地域の大会では運動着で問題ないことも多く、大会によって差が大きい部分です。「公式戦だから必ず公認ウェア」ではありません。要項を読んで判断してください。

服装のきまりは卓球の服装は何を着る?で練習着と試合用に分けて説明しています。

今すぐ確かめる手順:要項の「参加資格」「服装」「ゼッケン」の3行だけを、前日に声に出して読んでください。この3行に、当日困ることのほとんどが書かれています。

試合球は持っていくのか

持っていく必要はありません。大会で使う球は主催者が用意するのが普通で、参加者が持ち込むものではありません。3スター球を買わないと大会に出られない、ということもありません。

ただし、試合前の練習用に自分の球を数個持っていくと役に立ちます。会場の隅で壁打ちをしたり、ペアと軽く打ったりするときに、球がないと何もできません。ボールケースに3〜6個入れておけば十分です。

試合球と練習球の違いは卓球の試合球と練習球の違いで値段まで比べています。

今すぐ確かめる手順:かばんの内ポケットに球を3個入れておいてください。転がって行方不明になっても困らない数で、会場の待ち時間に必ず使います。

あると助かるもの(優先順)

持ち物なぜ要るか優先度
替えのシャツ1日に何試合もあると汗で重くなる。体も冷える
替えのソックス足が滑るとシューズの意味がなくなる
軽く食べられるもの出番が読めず、昼食のタイミングを逃しやすい
ばんそうこうマメと靴ずれは初日にいちばん起きる
上着(防寒)体育館は待ち時間に冷える。夏でも同じ
ラケットの予備割れ・ラバーのはがれに備える。持っていれば安心
筆記用具オーダー用紙・スコア記入で使う
ビニール袋濡れた服とシューズを分けて持ち帰る

食べ物は、片手で食べられて、手が汚れないものを選ぶのがコツです。出番のアナウンスは急に来ます。団体戦なら自分の順番が読めますが、それでも進行は前後します(卓球の団体戦)。

今すぐ確かめる手順:前日にかばんへ入れたら、持ち上げて重さを確かめてください。会場まで自分で運びます。重すぎると感じたら、上の表の「低」から抜いていきます。

団体戦のとき・保護者が付き添うときに増えるもの

団体戦・ダブルスで出るとき

個人戦と違い、自分の出番以外の時間が長くなります。そのぶん体が冷え、集中も切れやすくなります。

  • 羽織るもの:ベンチで待つ時間が長い。夏の体育館でも冷えます
  • 筆記用具:オーダー用紙の記入で使います(卓球の団体戦
  • 座って待てる敷物:床に直接座る会場が多く、あると体が楽です

保護者が付き添うとき

観戦は待ち時間がとても長いのが実際のところです。朝から夕方までかかる大会も珍しくありません。

  • 上履き(スリッパ可):保護者も外履きでは入れない会場があります
  • 飲み物と軽く食べられるもの:会場に売店がないことを前提に
  • 羽織るもの・座布団:観客席は硬く、冷えます
  • モバイルバッテリー:進行待ちで電池が減ります

子どもの大会の見方や関わり方は卓球を子どもに習わせるにはでも触れています。

今すぐ確かめる手順:団体戦なら、チームで1つ「共用のかご」を決めて、筆記用具と予備の安全ピンをそこに入れておいてください。個人のかばんを探し回る時間がなくなります。

持っていかなくていいもの

入れがちですが、実際にはほとんど使わないものもあります。荷物は軽いほど当日が楽です。

  • 試合球(3スター球):主催者が用意します
  • 接着剤や貼り付けシート:会場でラバーを貼る場面はまずありません。前日までに済ませます
  • 大量のボール:練習用に数個あれば足ります
  • 高価な貴重品:荷物から離れる時間が長く、置き場所に困ります

ラバーの張り替えは、当日ではなく数日前までに終わらせてください。貼ったばかりのラバーは打った感じが変わるので、試合当日に初めて使うのは避けるのが無難です(卓球ラバーの張り替え時期と貼り方)。

今すぐ確かめる手順:かばんから使わなかったものを1つ抜く。大会が終わるたびにこれを繰り返すと、2〜3回で自分に合った中身になります。

前日にやっておく用具の点検

当日の朝では直せません。前日の夜に3分だけ見てください。

前日の3分点検
  1. ラバーの端が浮いていないか:めくれていると用具検査で指摘されます
  2. グリップのテープがほつれていないか:滑ると握り直しが増えます
  3. シューズの靴ひもが切れかけていないか:試合中に切れると止まります
  4. ゼッケンが留まっているか:ピンが外れていないか、予備が1〜2個あるか

ラケットの状態の見方は卓球ラケットの寿命、グリップの巻き直しは卓球のグリップテープにまとめてあります。

今すぐ確かめる手順:ラケットの4辺を指でなぞってください。どこかで指が引っかかったら、そこが浮いている場所です。

当日の朝と、会場に着いてから

会場に着いたら、まず荷物を置く場所自分の台の番号を確認します。そのあとで着替えとアップに入るほうが落ち着きます。

会場に着いてからの順番
  1. 荷物置き場を決める(チームで固めて置く)
  2. 組み合わせ表で自分の台と順番を確認
  3. トイレと水分補給を先に済ませる
  4. 着替え、シューズを履く
  5. 体を温める(軽く走る・素振り)
  6. 空いている台があれば打つ

タオルで汗を拭けるのは合計得点が6の倍数になったときと、ゲームとゲームの間です。ラリーのたびに拭くことはできません。このあたりのマナーは卓球の試合の流れとマナーにまとめました。

今すぐ確かめる手順:会場に着いて最初の5分でトイレを済ませてください。緊張していると忘れます。試合が始まってからでは抜けられません。

買い足すなら、この4点

大会用に足りないものを買うなら、金額が小さく効果が大きい順に挙げます。

商品価格役割
ニッタク ゼッケンピン ビードロ¥3302個入り。上の左右2か所を留めるなら1セットで足ります
バタフライ ラミック・ハンドタオル¥59435×35cmの綿100%。試合中に使う小さめのタオル
ニッタク ラインシューズサック¥704シューズを分けて入れる袋。かばんの中が汚れない
ニッタク カラーロゴボールケース¥1,210球を数個持ち歩く入れもの。かばんの中で散らばらない

ゼッケンピンは2個入りで1セットです。上の左右2か所を留めれば足りるので、1枚につき1セットで間に合います(四すみを留めるよう指定している大会だけ2セット)。当日に1個なくすことがあるので、余分に持っておくと安心です。

タオルは大きいものより、ベンチで使える小さめのほうが実用的です。大きいスポーツタオルは、試合後や移動用に別に1枚あると快適です。

今すぐ確かめる手順:いま挙げた4点のうち、持っていないものだけを数えてください。全部そろえる必要はありません。ゼッケンピンだけは、指定がある大会なら必ず要ります。

よくある質問

Qラケットは何本まで持っていけますか?
A.本数の制限はありません。予備を持っていくのは自由です。ただし試合中に使えるのは、審判に確認してもらったラケットです。壊れたなどの理由なく途中で替えることはできません。
Qゼッケンは大会ごとに作り直しますか?
A.大会の指定によります。学校名や所属の表記が変わらなければ、同じものを使えることが多いです。卓球のゼッケンの付け方と書き方で書き方の基本をまとめています。
Qお昼ごはんはどうすればいいですか?
A.会場に売店がないことが多いので、持参が基本です。進行が読めないため、まとめて食べるより、小分けにして待ち時間ごとに少しずつ食べるほうが動きやすくなります。
Q保険証は本当に要りますか?
A.使わずに終わるのが普通ですが、捻挫や打撲で受診することはあります。写しでも持っておくと、当日に慌てずに済みます。
Q初めての大会は、どんな大会を選べばいいですか?
A.オープン大会(誰でも申し込める大会)や、初心者向けの部が設けられている大会から始めるのが現実的です。卓球の試合の流れとマナーでオープン戦について触れています。
Q道具は全部そろえてから出たほうがいいですか?
A.いいえ。シューズとラケットがあれば出られます。必要なものは出てみると分かるので、2回目までに買い足すほうが無駄がありません。最初にそろえるものは卓球を始めるのに必要なものにまとめました。

まとめ

試合の日に本当に困るのは、体育館用シューズ・ゼッケンと安全ピン・規定に合ったウェアの3つです。この3つは当日その場で手に入らないことがあり、忘れると試合に出られない可能性があります。

試合球は持っていかなくて構いません。主催者が用意します。代わりに、練習用の球を3個ほど入れておくと待ち時間に使えます。

必要なものは大会ごとに違います。前日に要項の「参加資格」「服装」「ゼッケン」の3行だけ読み直して、8点をかばんに入れてしまえば、当日の朝は出発するだけです。

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