卓球ラケットの種類一覧|シェーク・ペン3種・ジュニア用

【本記事について】
本記事は「卓球スタートショップ」が運営する情報メディア「卓球はじめの一歩」の記事です。記事内で紹介している商品には、当店で販売しているものが含まれます。

卓球のラケットの種類を一覧で知りたい人へ。種類は「握り」で4つ、「用途」で3つに分けると全部が収まります。握り=シェークハンド・日本式ペンホルダー・中国式ペンホルダー・反転式ペンホルダー。用途=ジュニア用・守備(カット)用・ラージボール用。当店で買える板284本(ラバー2枚付きのセット商品を除く)を数えると、シェーク202本・中国式48本・日本式16本・反転式10本でした。

大きさについては、規則で「ラケットの大きさ・形・重さは自由」と決まっています(ITTF 2.4.1)。それでも実際の板は縦157mm×横150mmに集中していて、当店で寸法が公表されている140本のうち64本がこのサイズです。この記事では、種類ごとの形・ラバーの枚数・買える本数・いちばん安い値段と、サイズの決まりまでを、当店の実数で並べます。数字は2026年9月時点・税込です。

「どれを選ぶか」の順番(1本目はシェーク・重さ・グリップ・ラバー)は卓球ラケットの選び方にあります。この記事は種類の全体像だけを扱い、選び方の詳しい話はそれぞれの記事へ送ります。

まず即答|種類は「握り」で4つ、「用途」で3つ

卓球ラケットの種類(全体像)
  1. 握りで分ける——①シェークハンド ②日本式ペンホルダー ③中国式ペンホルダー ④反転式ペンホルダー
  2. 用途で分ける——ジュニア用(小さい・軽い)/守備・カット用/ラージボール用(44mmの球で遊ぶ・競う人向け)
  3. これから始めるならシェークハンド——当店で買える202本と、ペン3種の合計74本。選べる本数が違う
  4. 大きさ・形・重さは規則上自由(ITTF 2.4.1)——ただし実物は157×150mmに集中している

売場で目にする「カーボン」「5枚合板」「FL/ST」は、この4×3の分け方の中の違いです。板の中身は卓球ラケットの合板とカーボン、柄の形は卓球ラケットのフレアとストレートにそれぞれ分けて書いています。まずは握りと用途の全体を押さえてください。

今すぐ確かめる手順:部活や教室で、まわりの人のラケットを「握手するように持っているか、ペンを持つように持っているか」だけ見てください。前者がシェークハンド、後者がペンホルダーです。それだけで種類の半分は見分けられます。

握りで分ける4種類|形・ラバーの枚数・買える本数

握りの違いは、柄の形ラバーを何枚貼るかに表れます。当店で買える板284本を、商品説明とメーカーの分類で数えました。

種類柄の形ラバー当店で買える本数いちばん安いもの
シェークハンド棒状。握手するように握る両面に2枚202本¥3,850
日本式ペンホルダー短い柄にコルクなどの指当て。角型・丸型がある片面1枚が基本16本¥5,500
中国式ペンホルダーシェークの柄を短くした形片面または両面48本¥6,050
反転式ペンホルダー日本式に近い。両面を持ち替えて使う両面に性質の違う2枚10本¥7,700

残りの8本は、ラージボール専用のペン(形の表記が無いもの)6本と、ラバーが貼られた状態で売られているレジャー用2本です。レジャー用はラバーの張り替えができないとメーカーが明記しているので、部活や教室で使う人はこの表の4種類から選んでください。数え方の注意=卓球のペンホルダーでは「変種名に中国式・日本式と書いてある商品」だけを数えて中国式39本・日本式8本としています。この記事はメーカーの分類まで含めて数えたので、本数が少し多くなっています。値段の入口も数え方で変わります(ペンホルダーの記事では日本式は¥9,900から。この記事の¥5,500は、メーカーが日本式に分類しているアキュートRの価格です)。1つの商品でFL・STと中国式(CS)を選べる機種はシェークに数えています(中国式の最安¥6,050は、その型の水谷隼メジャーのCSです)。板の中身と柄の形の記事で使っている「184本」は、シェーク202本からラージボール用12本と、柄が曲がった特殊な形のテナリー6本を除いた数です。

シェークハンド|これから始める人の標準

柄が棒状で、握手をするように握ります。両面にラバーを貼るので、フォアもバックもそのまま振れます。当店で買える本数が202本とペン3種の合計(74本)の2.7倍あり、値段の入口もエクスターV(¥3,850)からです。1本目にシェークをすすめる理由は本数だけでなく、教われる人の多さと、バック側の作り方が1通りで済むことにあります。柄の形(FL・ST)はシェークだけにある選択肢です。

日本式ペンホルダー|片面1枚で軽い

柄が短く、親指と人差し指でつまむように持ちます。指が当たる側にコルクなどの指当てが付いていて、基本は片面にだけラバーを貼るので、ラバー1枚ぶん軽くなります。柄の形に「角型」「丸型」「角丸型」があり、板は合板のほかに1枚の木を厚く切り出した単板(たんばん)もあります。当店の単板は¥13,200〜¥36,300で、日本式の本数16本のうち7本が単板です。

中国式ペンホルダー|シェークの柄を短くした形

板の形はシェークとほぼ同じで、柄だけが短い作りです。両面にラバーを貼って裏側でも打つ「裏面打法」ができます。当店の板では、シェークの機種と同じ名前に「C」「CS」が付いた商品が多く(レグノス C ¥6,600、ビスカリアCS ¥22,000など)、シェークと同じ板を短い柄で使えるのが特徴です。

反転式ペンホルダー|両面を持ち替える

日本式に近い形で、両面に性質の違うラバー(裏ソフトと粒高など)を貼り、ラリーの途中で面を持ち替えて使います。当店ではTOMETATSU(トメタツ)反転式 ¥9,900などがあります。持ち替える動作そのものを覚える必要があるので、始めたばかりの人が最初に選ぶ種類ではありません。規則では片面が黒・もう片面が黒とボールの色から区別できる鮮やかな色(ITTF 2.4.6)なので、持ち替えても相手には色で分かります。

今すぐ確かめる手順:商品ページの商品名の末尾を見てください。「FL」「ST」ならシェーク、「C」「CS」なら中国式、「J」「JP」「角型」「丸型」なら日本式、「反転」「R-H」なら反転式であることが多いです。表記が無いときは商品説明の「タイプ」の項目で確かめます。

用途で分ける3種類|ジュニア用・守備用・ラージボール用

握りとは別に、誰が・何のために使うかで作り分けられた板があります。3つとも、種類として別枠で知っておくと売場で迷いません。

用途何が違うか当店の例(税込)詳しい記事
ジュニア用板がひとまわり小さく軽い。ティモボルJは152×144mm・73gティモボルJ ¥5,280/カナルディ2 FL ¥5,280(65g)小学生の卓球ラケットの選び方
守備・カット用弾みを抑え、板が大きめのものが多い。エスクーダー2は166×156mmレグノスD FL ¥6,600/エスクーダー2 FL ¥11,000カットマンになるには
ラージボール用直径44mmの大きい球に合わせた作り。当店で20本(うちシェーク12本)ラージブラスト、ラージグラントなど(ニッタク)卓球は何歳まで続けられる?

ジュニア用は「小学生用」と書かれていないこともあります。見分けるのはブレードサイズと重さです。通常の板が157×150mm前後・80〜90g台なのに対し、ジュニア用は縦横とも数mm小さく、70g台以下のものが目立ちます。小学生から普通サイズへ移る時期は小学生の卓球ラケットの選び方の「普通サイズへ移るタイミング」にあります。

守備・カット用は、商品説明に「守備用」「ディフェンシブ」「カット」と書かれています。当店では約20本です。攻撃用の板より弾みを抑え、相手の強い球を受け流しやすくしてあります。ラージボール用は、硬式(40mm)とは球もネットの高さも違う別の競技用なので、部活で使うなら硬式用を選びます。見分け方は商品名に「ラージ」と入っているかどうかです。

今すぐ確かめる手順:検討中の商品ページで「ブレードサイズ」の数字を探してください。157×150mm前後なら普通サイズ、152×144mmのように小さければジュニア用、166×156mmのように大きければ守備用の可能性が高いです。数字が無ければ商品名に「ジュニア」「J」「ディフェンシブ」「ラージ」が入っていないかを見ます。

大きさに決まりはあるか|規則は「自由」、実物は157×150mm

規則では、ラケットの大きさ・形・重さは自由です(ITTF 2.4.1)。条件は「ブレードが平らで硬いこと」だけ。大きい板が禁止されているわけでも、小さい板が有利になるわけでもありません。

それでも、実物の寸法はかなり狭い範囲に集まっています。当店の商品説明でブレードサイズが公表されている140本を数えると、次のようになりました。

ブレードサイズ(縦×横)本数(140本中)主にどんな板か
157×150mm64本バタフライのシェーク全般など。事実上の標準
158×152mm/158×150mm20本ニッタクのシェークに多い
160〜161×148〜150mm12本少し縦長
150〜154×144〜146mm4本ジュニア用・軽量モデル(カナルディ2、ティモボルJ)
165〜166×155〜157mm4本守備用・大きめ(エスクーダー2、エンドレス)

縦の差は最小150mmから最大166mmまで16mm、横は144mmから157mmまで13mmです。「大きさで選ぶ」場面は、ジュニア用と守備用のときだけと考えて差し支えありません。普通の攻撃用の板は、メーカーが違っても数mmしか変わらないからです。

なお、柄(グリップ)の寸法もメーカーが公表していることがあります。長さは100mm前後で、形によって末端の幅が変わります。その差は卓球ラケットのフレアとストレートにまとめています。

今すぐ確かめる手順:いま家にラケットがあれば、定規で縦と横を測ってください。縦157mm・横150mm前後なら普通サイズです。次に商品ページで見る「ブレードサイズ」が、自分の板より大きいか小さいかで比べられます。

種類が分かっても、そこから1本に決めるのは別の作業です。持ち方と予算を答えるだけで、板とラバーの組み合わせを1つ出す卓球ラケット診断(全5問・約1分・登録不要)も使えます。

種類ごとの「向いている人」を短く

種類は優劣ではなく、誰に向くかで分かれます。1行ずつにまとめます。

種類向いている人向いていない人
シェークハンドこれから始める人全般。部活・教室で教わる人——(迷ったらこれ)
日本式ペンすでにペンで打ち始めている人。軽さを優先したい人バック側の作り方から学ぶ時間が取れない人
中国式ペンペンで両面を使いたい人。手首を大きく使うサーブを武器にしたい人1本目で選択肢の多さを優先したい人
反転式ペン性質の違う2枚を使い分けたい人(経験者)始めたばかりの人
ジュニア用小学生・体格が小さい人中学生以上(普通サイズでよい)
守備・カット用カット主戦型に決めた人戦型が決まっていない人
ラージボール用44mmの球で遊ぶ・競う人(大人の教室に多い)硬式の部活で使う人

「戦型(せんけい)」という言葉は、攻め方・守り方の型のことです。ドライブ型・前陣速攻型・カット型の違いと決め方は卓球の戦型にまとめています。戦型が決まる前に守備用の板を買う必要はありません。

大人から始める人がもう1つ確かめたいのは、通う予定の会が硬式かラージボールかです。同じ「卓球」でも板の種類が変わります。大人から卓球を始めるにはに確かめ方があります。

今すぐ確かめる手順:上の表で自分の行を1つ決めてください。決められないなら、それは「これから始める人全般」の行です。

種類を決めたあとに残る3つの選択

種類(握りと用途)が決まると、残る選択は3つです。どれも別の記事で詳しく扱っているので、順番だけここに置きます。

種類のあとに決めること
  1. ①板の中身——木材5枚合板か、7枚か、特殊素材入りか。1本目は木材5枚。卓球ラケットの合板とカーボン
  2. ②柄の形——FL(フレア)かST(ストレート)か。迷ったらFL。シェークだけの選択。卓球ラケットのフレアとストレート
  3. ③ラバー2枚——板だけでは打てない。裏ソフトを両面同じもので。卓球ラバーの種類と選び方|裏ソフト・表ソフト・粒高

板とラバーを別々に選ぶのが面倒なら、ラバー2枚が付いた初心者おすすめセット ¥10,900のようなセットから入ると手順が短くなります。中身と差額は卓球の初心者セットは買っていい?で確かめてください。ラバーを貼った状態で届く板については卓球の貼り上がりラケットにまとめています。

今すぐ確かめる手順:紙に「①板の中身 ②柄の形 ③ラバー」と3行書き、それぞれ「木材5枚・FL・裏ソフト2枚」と埋めてください。この3行が埋まっていれば、商品ページで迷う項目は残っていません。

よくある質問

Q卓球のラケットは何種類ありますか?
A.握りで4種類(シェークハンド・日本式ペン・中国式ペン・反転式ペン)、用途で3種類(ジュニア用・守備用・ラージボール用)に分けると全部が収まります。当店で買える板284本のうちシェークが202本です。
Qラケットの大きさにルールはありますか?
A.ありません。ITTF 2.4.1で大きさ・形・重さは自由と定められています。条件はブレードが平らで硬いことだけです。実物は157×150mm前後に集中しています。
Q日本式と中国式のペンはどう違いますか?
A.日本式は柄が短く指当てが付き、片面1枚が基本。中国式はシェークの柄を短くした形で、両面に貼って裏面でも打てます。当店で買えるのは日本式16本・中国式48本です。詳しくはペンホルダーの記事にまとめています。
Qジュニア用と普通のラケットの違いは?
A.板の大きさと重さです。ティモボルJは152×144mmで73g、普通の板は157×150mm前後で80〜90g台が中心です。中学生からは普通サイズで足ります。
Qラージボール用のラケットで普通の卓球はできますか?
A.ラージボールは44mmの球を使う別の競技で、板もそれに合わせて作られています。部活や硬式の大会で使うなら、硬式用(商品名に「ラージ」が付かないもの)を選んでください。
Q2,000円くらいのラバー付きラケットはどの種類ですか?
A.レジャー用です。当店の2本はメーカーが張り替え不可と明記しています。部活や教室で使うなら、ラバーを張り替えられる4種類のどれかから選んでください。

まとめ

卓球のラケットは握りで4種類(シェーク・日本式ペン・中国式ペン・反転式ペン)、用途で3種類(ジュニア用・守備用・ラージボール用)。当店で買える板284本のうち、シェークが202本・中国式48本・日本式16本・反転式10本です。

大きさは規則上自由(ITTF 2.4.1)ですが、実物は157×150mmに集中し、寸法が公表されている140本のうち64本がこのサイズ。大きさで選ぶ場面は、ジュニア用と守備用のときだけです。

これから始めるならシェークハンド。種類を決めたあとは、板の中身(木材5枚)→柄の形(FL)→ラバー2枚(裏ソフト・両面同じ)の順に決めれば、1本目は完成します。

用具えらびのチェックリスト(PDF)をお送りします

はじめて道具をそろえるときに「何を・どの順番で決めるか」を1枚にまとめたものです。印刷して、そのままお店で使えます。あわせて、ラバーを貼った状態で届く貼り上がり完成ラケット(来春の予約企画)の先行案内もお届けします。

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