本記事は「卓球スタートショップ」が運営する情報メディア「卓球はじめの一歩」の記事です。
練習試合や部内リーグの記録は、紙の対戦表をスマホに置き換えると楽になります。当サイトが公開している無料ツール「誰でも試合速報」は、団体戦の合計点・トーナメントの勝ち上がり図・リーグ戦の星取表と順位を、結果を入れるだけで自動でつくります。アプリのインストールも登録もいらず、URLを渡せば保護者や部員も同じ表を見られます。
この記事では、団体戦・トーナメント・リーグ戦・部活ページの4つの使い方と、紙の記録用紙を写真から取り込む方法、使う前に決めておくことを順番にまとめます。
1試合の点数を1点ずつ押して見せる使い方は卓球の得点板アプリに、練習試合の組み方そのものは卓球の練習試合|やり方と当日の流れ・持ち物にあります。この記事は複数の試合をまとめて記録し、表にするところを扱います。
まず即答|できることは4つ
- 団体戦——オーダーの形式(4単1複など)を選び、各試合の結果を入れると合計点が出る
- トーナメント——出場者を組み合わせ表の順に入れると、バイ(不戦勝)を自動で処理した勝ち上がり図が出る
- リーグ戦——総当たりの星取表と、勝ち点・当該者間・ゲーム率・得点率で決めた順位表が出る
- 部活ページ——部員名簿を1回入れておくと、練習試合・部内リーグ・対外試合を名簿から選んでつくれる
入れるのは結果だけでよいのが要点です。勝った側とゲームカウント(3-1など)を入れれば表が進みます。1点ずつ押してライブで見せたい試合だけ、その試合を開いて点数を押します。
どれも誰でも試合速報のホームから「団体戦」「トーナメント」「リーグ戦」「部活ページ」を選ぶだけで、無料・登録なしで始められます。
今すぐ確かめる手順:まず誰でも試合速報で「リーグ戦」を選び、部員3人の名前を入れてください。星取表が出たら、適当な結果を1つ入れてみます。順位表が動くのを見れば、残りの3つも同じ要領だと分かります。
団体戦|形式を選んで、合計点は自動
団体戦は、試合の順番と単・複の並びを先に決めます。中学・高校の団体で多い「4単1複(S・S・D・S・S)」のほか、5単、2単1複、3単、1複3単、3単1複から選べ、自由に並べることもできます。
| 入れ方 | 向いている場面 |
|---|---|
| 試合ごとに結果を入れる | 各試合の勝敗とゲームカウントを残したい。合計点は自動で進む |
| 試合を開いて1点ずつ押す | ベンチに入力係がいる。保護者や控えの部員にライブで届く |
| 合計点だけ入れる | 終わった団体戦を「3-1」のように結果だけ残したい |
3点先取で残りを打ち切るか、全部の試合をやるか(打ち切らない設定)も選べます。大会ごとの人数・順番・打ち切りの決まりは卓球の団体戦の人数は何人?|順番とオーダーの組み方にまとめています。大会の要項が決めている並びに合わせるのが基本で、ツールの側はそれに追随します。
関東学生リーグの記録用紙のように「複が第1試合」の並びも、自由設定(例:D・S・S・S・S・S・S)で組めます。ひな型として全日本選手権・関東学生リーグ・中体連/高体連の団体を用意しているので、当てはまるものがあれば選ぶだけです。
今すぐ確かめる手順:次の団体戦の前に、要項の「試合方法」の行を読んで、単・複の並びと何点先取かを確かめてください。それをそのままツールの形式に入れます。要項と違う並びで記録すると、あとで直す手間が出ます。
トーナメント|組み合わせ表どおりに名前を入れる
トーナメントは、組み合わせ表の上から順に出場者を入れるだけです。空けた行はバイ(不戦勝)として扱い、上へ自動で進めます。2人から256人まで組めます。
- 勝ち上がり図——回戦ごとの列と線、ゲームカウント、進行中の試合の印が図で出る。横に動かして見る
- シード配置——「強い順に書いた」を選ぶと、1番を最上段・2番を最下段…と自動で配置する
- 選手で絞り込む——知りたい選手の名前を入れると、その人の試合だけが並び「次:準決勝 vs ◯◯」と出る
- 結果の取り消し——入れ間違えた結果は、次の回戦が始まる前なら取り消せる
バイがどこに入るか、シードがなぜ端に置かれるかは卓球のトーナメント表の見方|シードとバイ(不戦勝)にまとめています。ツールは大会本部が配った組み合わせ表を写すためのもので、大会の組み合わせを勝手に決めるものではありません。
予選リーグの順位から決勝トーナメントをつくるときは、リーグ戦のページにある「この順位でトーナメントをつくる」を押すと、順位の順に出場者が入り、シード配置になった状態で始まります。
今すぐ確かめる手順:大会本部の組み合わせ表を写真に撮り、上から順に名前を入れてください。入れ終わったら図を横に動かし、バイの位置が表と同じかを1回だけ確かめます。ここが合っていれば、あとは結果を入れるだけです。
リーグ戦|星取表と順位が自動で出る
リーグ戦は総当たりです。2人から12人(12チーム)まで組め、星取表と対戦一覧、順位表が同時に出ます。順位はITTF競技規則 3.7.5 の順番で決めています。
| 順番 | 見るもの | 中身 |
|---|---|---|
| ① | 勝ち点 | 勝ち2点・負け1点・行われなかった試合は0点 |
| ② | 並んだ人どうしの試合 | 勝ち点が同じ人が2人以上いたら、その人たちの間の試合だけで見直す |
| ③ | ゲーム率 | それでも並んだら、取ったゲームと失ったゲームの比 |
| ④ | 得点率 | さらに並んだら、取った点と失った点の比 |
三つ巴の計算を手でやると時間がかかりますが、ツールは結果を入れるたびに順位表を出し直します。計算の考え方は卓球のリーグ戦|三つ巴の順位の決め方と勝ち点に例つきでまとめています。大会の要項が別の決め方をしているときは、要項が優先です。
リーグ戦のページでは、名前で対戦一覧を絞り込めます。自分の残り試合だけを見たいときに使います。
今すぐ確かめる手順:部内リーグを1つつくり、わざと3人が1勝1敗で並ぶ結果を入れてください。順位表がゲーム率で並び替わるのを見ると、三つ巴の決まりが手を動かさずに分かります。
部活ページ|名簿から選んで、種類ごとに残す
部活で毎週使うなら、部活ページを1つつくっておきます。部員の名簿(60人まで)を1回入れておくと、練習試合・部内リーグ・部内トーナメント・対外試合をつくるときに、名前を名簿から選べます。
- 部員名簿——名前は本名でなくてよい(あだ名・名字だけでも動く)
- 種類分け——練習試合/部内/対外のタグが付き、あとから種類で絞り込める
- まとめて1つのURL——部活ページのURLを渡せば、その中の試合・団体戦・表を全部見られる
- 探す——ページ内の試合を名前で探せる
部活ページは最初「リンクを知っている人だけ」の設定です。保護者に渡すなら、部活ページのURLを1つ渡せば足ります。全員に公開する設定に変えるときだけ、部員本人(未成年は保護者)の了解を取ってください。
今すぐ確かめる手順:部活ページをつくり、今いる部員の名前を名簿に入れてください。入力に5分かかりますが、次の練習試合からは名前を打つ時間がゼロになります。
紙の記録用紙を写真で取り込む
対外試合では、相手校と共通の紙の記録用紙を使うことがほとんどです。その用紙をスマホで撮って読み込むと、選手名・所属・書き込み済みの結果が欄に入ります。
| 読み込めるもの | 読み込んだ後にすること |
|---|---|
| 団体戦の記録用紙 | 用紙の単・複の並びをそのまま形式に反映する。名前の読み違いを直す |
| トーナメントの組み合わせ表 | 名前と枠の順を確認する。結果が書き込まれていれば反映される |
| リーグの星取表 | 出場者と入っている結果を確認する |
読み取りには外部のAI(Google Gemini)を使います。撮った写真はこのサイトには保存しませんが、読み取りのために外部のAIへ送られるので、写真に入れたくないもの(住所・電話番号など)が写らないように撮ってください。
手書きの名前は読み違えることがあります(似た字の姓など)。読み込んだ直後に名前の欄を1回見直すのを、手順に入れておいてください。
今すぐ確かめる手順:終わった練習試合の記録用紙を1枚、机の上で真上から撮って読み込ませてください。影と斜めが少ないほど読み違いが減ります。うまく読めたら、次からは体育館でも同じ撮り方をします。
保護者や仲間に見せる
つくった表は、URLを渡すだけで相手のスマホに同じものが出ます。大会や部活ページのURLを1つ渡せば、その中の試合を全部たどれます。
- LINEで送る——各ページの「共有」から。開いた人は登録なしで見られる
- QRコード——会場の掲示や集合場所で読んでもらう
- 進行用のリンクは相手を選ぶ——「進行用」のリンクを開いた人は結果を変えられる。記録係にだけ渡す
見ている側は応援コメントを送れます。会場に来られない保護者が、試合の見方を読みながら勝ち上がり図を追う、という使い方ができます。
今すぐ確かめる手順:部活ページのURLを、保護者の連絡グループに1回だけ貼ってください。以後はそのページの中に試合が増えていくので、毎回URLを送り直す必要はありません。
記録として残す・見返す
紙の記録は、大会が終わると部室のファイルに入って読み返されません。スマホの記録は名前で探せて、選手ごとの試合だけを並べられるので、次の練習に使えます。
見返すときは、練習ノートと組み合わせます。ノートには「何ゲーム目の何点目で崩れたか」の1行を、ツールにはゲームごとの点数を。どちらか片方だけでは、次に何をするかが決まりません。
試合のページは、URLを知っていれば終わったあとも開けます。自動で消える仕組みは入れていないので、学期の終わりに部内リーグの順位表を見返す、といった使い方ができます。
今すぐ確かめる手順:部内リーグが終わったら、順位表の画面を部員全員で1回見てください。「誰と誰がゲーム率で入れ替わったか」を1つ話題にするだけで、次のリーグの試合の入り方が変わります。
使う前に決めておくこと
- 誰が入力するか——団体戦は1人、トーナメントは本部の記録係、のように試合ごとに1人
- 名前をどう出すか——本名か・名字だけか・あだ名か。未成年は保護者の了解の範囲で
- 公開の範囲——「リンクを知っている人だけ」で始め、広く公開するかは後で決める
- 主催者の決まり——大会では、コート脇のスマホの扱いを要項で確かめる。公式の記録は本部のもの
写真や動画は載りません。載るのは点数・表示名・コメントだけで、了解のない実名などを見つけたら「通報」で一覧から外せます。会場での応援やアドバイスの決まりは卓球の試合の見方にまとめています。
今すぐ確かめる手順:部活で使い始める前に、顧問の先生に「名前の出し方」と「公開の範囲」の2つを聞いてください。この2つが決まっていれば、あとは記録係が手順どおりに進めるだけです。
よくある質問
まとめ
練習試合や部内リーグの記録は、誰でも試合速報で紙の対戦表をスマホに置き換えると楽になります。団体戦の合計点、トーナメントの勝ち上がり図、リーグ戦の星取表と順位が、結果を入れるだけで自動で出ます。
部活で毎週使うなら、部活ページに部員名簿を1回入れるのが近道です。以後は名簿から選ぶだけで、練習試合・部内・対外を種類ごとに残せます。
紙の記録用紙は写真から取り込めます。読み込んだら名前を1回見直す。写真は外部のAIで読み取るので、写したくないものが入らないように撮る。この2つだけ守ってください。
使う前に決めるのは誰が入力するか・名前の出し方・公開の範囲・主催者の決まりの4つです。公式の記録は本部のもので、スマホの表は見せるため・残すためのものです。
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