卓球ラバーの値段|相場と両面でいくらかかるか

【本記事について】
本記事は「卓球スタートショップ」が運営する情報メディア「卓球はじめの一歩」の記事です。記事内で紹介している商品には、当店で販売しているものが含まれます。

卓球ラバーの値段は、当店で扱う裏ソフト120点を数えると1枚2,750円から19,800円まで、中央値は6,050円です。シェークハンドは表と裏に1枚ずつ、2枚必要なので、ラバー代は「1枚の値段×2」に貼る道具の代金を足して考えます。

値段が上がると変わるのは系統です。3,500円以下は「高弾性」、5,000円を超えると「テンション」と「粘着」が中心になり、ドイツ製が大半になります。初心者に必要なのは高弾性か扱いやすいテンションで、1枚3,520円のマークVなら両面で7,040円です。

この記事はラバーの値段の分布・値段で変わること・張り替え1回でいくらかだけを扱います。種類と系統の選び方は卓球ラバーの種類と選び方、張り替えの時期は卓球ラバーの張り替え料金と時期にまとめています。

まず即答|1枚の相場は中央値6,050円。両面で2枚、道具も足す

値段の答え
  1. 当店の裏ソフト120点は1枚2,750〜19,800円、中央値6,050円——4分の1が4,840円以下
  2. ラバーは2枚要る——シェークは表と裏。値段は必ず2倍して見る
  3. 貼る道具の代金を足す——貼り付けシートなら1袋330円×2、接着剤なら1,650円(1本で何度も使える)
  4. 最初の1枚は3,500円前後の高弾性で足りる——マークV・スレイバーとも1枚3,520円

ラバーは消耗品です。打った合計80〜100時間で回転がかからなくなり、張り替えます。だから「1枚いくら」より「張り替え1回でいくら」で考えるほうが、年間の見通しが立ちます。後半で計算します。

今すぐ確かめる手順:候補のラバーの値段を2倍して、660円(シート2袋)を足してください。それが張り替え1回の金額です。年に何回替えるかを掛ければ、年間のラバー代になります。

当店で扱う裏ソフト120点の値段の分布

当店で扱うラバー224点のうち、初心者が最初に選ぶ裏ソフト(12枚入りのまとめ買いパックと特殊なアンチを除く)120点の税込価格の内訳です。1枚の値段です。

1枚の税込価格本数(120点中)この帯の特徴
〜3,500円7点高弾性が中心。最初の1枚の帯
3,500〜5,000円30点高弾性とテンションの入門モデル。日本製が中心
5,000〜7,000円32点テンションと粘着。中央値6,050円はここ。ドイツ製が中心
7,000〜10,000円44点いちばん本数が多い帯。ドイツ製が中心
10,000円〜7点最高は1枚19,800円

4分の1が4,840円以下、4分の3が8,580円以下に収まります。7,000〜10,000円の帯に44点と最も多いのは、上級者向けの選択肢が多いからで、初心者が選ぶ帯ではありません。

表ソフトと粒高は別に数えています(扱っている表ソフト45点・粒高35点)。違いは卓球の表ソフト・粒高ラバーにあります。

今すぐ確かめる手順:候補のラバーの値段が上の表のどの帯かを見てください。最初の1枚なら上から2段まで。3段目以上は「回転と弾みがもっと欲しくなってから」の帯です。

値段で何が変わるか|系統と生産国

値段を上げると変わるのは、主に系統(ゴムとスポンジの作り方)です。当店の裏ソフトを帯ごとに見ると、次のように系統が入れ替わります。

1枚の税込価格中心になる系統生産国(書かれているものだけ)
〜3,500円高弾性日本製・中国製
3,500〜5,000円高弾性とテンションが半々日本製17点・ドイツ製10点
5,000〜7,000円テンション・粘着ドイツ製が中心(32点中23点)
7,000〜10,000円テンション・粘着ドイツ製が中心(44点中30点)

高弾性はクセがなく素直で、基礎づくりに向きます。テンションは最初からよく弾き、回転もかかります。粘着は表面がべたつくゴムで強烈な回転が出ますが、扱いは難しく上級者向けです。3系統の違いは卓球ラバーの種類と選び方の「3系統」の章にあります。

つまり高いラバーで買っているのは「弾みと回転量」です。弾むラバーは、当てただけで台から出ます。フォームができる前に持つと、ミスの原因が分からなくなります。これは板の値段と同じ構図で、卓球ラケットの値段にも書きました。

今すぐ確かめる手順:候補の商品ページで「カテゴリ」「シリーズ」「タイプ」の行を探してください。「高弾性」「テンション」「粘着」のどれかが書かれています。最初の1枚なら高弾性か、説明に「扱いやすい」「初中級者」とあるテンションです。

値段に関係なく同じ規則|厚さ・加工・色

高いラバーでも安いラバーでも、規則の枠は同じです。

  • 厚さ——スポンジ付きのラバーは接着剤込みで4.05mm未満(ITTF 2.4.3)
  • 加工——ラバーは物理的・化学的な加工をせずに使う(ITTF 2.4.7)。安いラバーに何かを塗って性能を上げることはできない
  • ——片面は黒、もう片面は黒とボールの色の両方とはっきり区別できる鮮やかな色(ITTF 2.4.6)

色の決まりは卓球ラバーの色のルール、公認の見方は卓球の公認マーク(JTTA)にまとめています。3,000円のラバーで公式戦に出られます。値段で出場の可否は変わりません。

今すぐ確かめる手順:候補のラバーの商品ページで「ITTF」の文字を探してください。ラバーのシートにITTFのロゴと番号が付いていることが、規則で求められている条件です(ITTF 3.2.1.3)。

安いラバーの実例|2,750〜3,850円で、当店で買えるもの

3,500円前後の帯から、いま当店で買える裏ソフトを挙げます。価格は1枚の税込で、毎日自動で照合しています。

ラバー税込(1枚)系統メーカーの説明から
スティガ メンド¥2,750高弾性日本製。当店の裏ソフトで最も安い
ニッタク ステラック¥2,970硬度37.5。入門の帯
ヴィクタス VJ>ネクスト¥3,080高弾性日本製
ヤサカ マークV¥3,520高弾性当店の初心者おすすめセットのラバー
バタフライ スレイバー¥3,520高弾性日本製。硬度38
バタフライ スレイバーEL¥3,520高弾性「硬すぎず、軟らかすぎない」と説明
エクシオン ヴェガ イントロ¥3,850テンションドイツ製。ヴェガシリーズの入門モデル

この帯で両面そろえても5,500〜7,700円です。ラバーの種類で勧めている高弾性は、この帯にそろっています。

今すぐ確かめる手順:上の表から1枚選んだら、同じものを2枚(赤と黒)で注文額を出してください。最初の1枚は両面同じで構いません。片面ずつ変えるのは、片面だけ打ちにくさが出てからです。

予算の中で板とラバーにいくらずつかけるかを決めたい人は、卓球ラケット診断が合計金額で出してくれます。

中間から高い帯の実例|5,280〜10,780円

弾みと回転が欲しくなったときの帯です。同じく当店で買えるものを、税込1枚の値段で挙げます。

ラバー税込(1枚)系統メーカーの説明から
エクシオン ヴェガ ヨーロッパ¥5,280テンションドイツ製。柔らかめで初中級者の技術習得向けと位置づけ
バタフライ ロゼナ¥5,500テンション日本製。扱いやすいテンションの代表
ヤサカ ラクザ7¥6,380テンション当店の上達セットのラバー
ニッタク ファスターク G-1¥7,480テンションドイツ製
スティガ DNA プロ M¥7,590テンションドイツ製。S・M・Hの硬さ違いがある
ニッタク ジェネクション¥10,7801万円を超える帯の1枚

この帯で両面そろえると10,560〜21,560円。安い帯の2〜3倍です。値段の差は「回転量と弾み」で、基礎ができていない段階では差が出ません。硬さ違い(S・M・H)の意味は卓球ラバーの硬さにまとめています。

今すぐ確かめる手順:この帯を候補にするなら、いまのラバーで「回転がかかっているのに返される」経験があるかを思い出してください。無いなら、値段の差はまだ自分の球に出ません。

張り替え1回でいくらか|2枚+貼る道具で計算

ラバー代は「1枚の値段×2+貼る道具」です。貼り付けシートは1袋=ラバー1枚分なので、両面なら2袋(330円×2=660円)。接着剤は1本1,650円で、何回分も使えます。

ラバー1枚2枚+シート2袋2枚+接着剤(初回)
マークV3,520円7,700円8,690円
ヴェガ ヨーロッパ5,280円11,220円12,210円
ロゼナ5,500円11,660円12,650円
ラクザ76,380円13,420円14,410円
ファスターク G-17,480円15,620円16,610円

接着剤は2回目以降は買い直さないので、2回目からは「2枚+660円」に近い額になります。当店は税込12,000円以上で送料無料(未満は全国一律880円)。マークV2枚+シートは12,000円に届かないので、ボールやシートをまとめて注文すると送料のぶん得になります。

年間にすると何回か、1日あたり何円かは卓球ラバーの張り替え料金と時期で計算しています。貼る手順は同じ記事の「貼り方のおおまかな流れ」にあります。

今すぐ確かめる手順:週の練習時間から80〜100時間で1回として年間の回数を出してください。部活で毎日なら年4〜5回、週2〜3回なら年2〜3回。回数×上の表の金額が年間のラバー代です。

安いラバーで足りるか、高いラバーに替える時期

最初の80〜100時間は、安い帯で足ります。この期間にやることは「当てて返す」「回転をかける感覚を覚える」で、高弾性で十分にできます。むしろ弾みすぎないぶん、ミスの原因が自分の打ち方にあると分かります。

替える時期は、最初の張り替えのときです。1枚目で「回転をかけたのに返される」「もっと速い球が欲しい」と感じたなら、2枚目で5,000円台のテンションへ。感じないなら、同じものをもう1回。張り替えは必ず来るので、そのときに1段上げれば無駄がありません

中学生の3年間で何回替えるか、フォアとバックをどう決めるかは中学生の卓球ラバーにまとめています。

今すぐ確かめる手順:いまのラバーを貼った日と、週の練習時間をメモしてください。80時間に達する月が次の張り替えで、そのときに「上げるか・同じか」を決めます。

よくある質問

Q赤と黒で値段は違いますか?
A.同じです。当店の商品ページでは色と厚さを選びますが、価格は同じ商品なら同一です。
Q厚さで値段は変わりますか?
A.同じ商品なら変わりません。厚さの決め方は卓球ラバーの厚さの選び方にあります。
Q12枚入りのパックは安いのですか?
A.当店のマークV 学販パック(12枚)は42,240円で、1枚あたり3,520円と単品と同じです。部活でまとめて買うときの手間を減らすものです。
Qフォアだけ高いラバーにするのはありですか?
A.あります。中学生の記事では、フォアを先に上げてバックは据え置く決め方を書いています。両面同時に上げる必要はありません。
Qラバーを貼ってもらうことはできますか?
A.当店は自分で貼る前提で、貼り付け代行はしていません。貼り方は張り替えの記事の手順と、店の貼り方ガイドにあります。

まとめ

当店で扱う裏ソフト120点は1枚2,750〜19,800円、中央値6,050円。値段が上がると系統が高弾性からテンション・粘着へ変わり、ドイツ製が大半になります。規則の枠は同じです。

ラバーは2枚要る消耗品なので、「1枚いくら」ではなく「張り替え1回でいくら」で見ます。マークVなら2枚+シートで7,700円。

最初の80〜100時間は3,500円前後の高弾性で足り、上げるなら最初の張り替えのとき。張り替えは必ず来るので、その時に1段上げれば無駄がありません。

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はじめて道具をそろえるときに「何を・どの順番で決めるか」を1枚にまとめたものです。印刷して、そのままお店で使えます。あわせて、ラバーを貼った状態で届く貼り上がり完成ラケット(来春の予約企画)の先行案内もお届けします。

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