本記事は「卓球スタートショップ」が運営する情報メディア「卓球はじめの一歩」の記事です。記事内で紹介している商品には、当店で販売しているものが含まれます。
「卓球をやりたいけれど、どこで打てばいいのか分からない」——これは始めるときにいちばん多い引っかかりです。打てる場所は大きく4種類あります。卓球場の台貸し・公共の体育館・部活や教室・自宅です。
この記事では、それぞれの費用の目安・予約のしかた・向いている人を整理し、近くの場所をどう探すかまでまとめます。教わる場所(教室・スクール)を探している方は卓球教室の探し方のほうが近道です。この記事は「打つ場所」の話です。
打てる場所は4種類
まず全体像です。自分がどれに当てはまるかで、読む場所が決まります。

| 場所 | こんな人に | 費用の考え方 |
|---|---|---|
| 卓球場(台貸し) | 友達と好きな時間に打ちたい | 時間あたりで払う |
| 公共の体育館 | 安く済ませたい | 安いことが多いが予約が要る |
| 部活・サークル・教室 | 続けて練習したい・教わりたい | 月ぎめや年会費 |
| 自宅 | 好きなときに少しだけ打ちたい | 最初に台を買う |
この記事では金額の相場を断定しません。卓球場の台貸しも公共施設の使用料も、地域や施設によって何倍も差があります。書いてあるのは「どういう払い方か」という仕組みで、実際の金額は必ず施設のページで確かめてください。
卓球場の台貸し
卓球専用の施設で、台を時間で借りるやり方です。「台貸し」「レンタル卓球場」などと呼ばれます。
| 内容 | |
|---|---|
| 払い方 | 1時間いくら、または1人いくらの時間制 |
| 予約 | 電話やネットで予約。当日空いていれば入れることも |
| 道具 | ラケットとボールを貸してくれる施設が多い |
| 向いている人 | 友達と好きな時間に打ちたい人 |
| 利点 | 卓球専用なので環境がよく、天候に左右されない |
いちばんの利点は手ぶらでも行けることが多い点です。ラケットとボールを貸してくれる施設なら、用具を買う前に「やってみる」ことができます。続けるか決めていない段階では、これがいちばん試しやすい形です。
施設によって、貸し出しの有無・靴の決まり・予約の要否が違います。行く前に施設のページか電話で、「ラケットは借りられますか」「靴はどうすればいいですか」の2つだけ聞いておくと確実です。体育館用の靴が要る施設が多いので、ここは特に確かめてください。
公共の体育館・地域の施設
市区町村の体育館やスポーツセンター、地域のコミュニティ施設でも卓球台が使えることがあります。料金が抑えられているのが特徴です。
| 内容 | |
|---|---|
| 払い方 | 1人あたり数百円程度からの施設が多い(自治体で差が大きい) |
| 予約 | 事前予約や利用者登録が要ることがある |
| 道具 | 持参が基本の施設が多い |
| 使える時間 | 曜日や時間帯が決まっていることがある |
| 向いている人 | 費用を抑えたい人・近くに施設がある人 |
注意したいのは「いつでも使えるとは限らない」ことです。卓球に開放している曜日・時間が決まっていたり、団体の予約が入っていると個人では使えなかったりします。思い立って行くより、先に予定表を見るほうが確実です。
住んでいる市区町村の名前+「体育館」「スポーツセンター」で調べると、公式ページに使用料と予約方法が載っています。「個人開放」「個人利用」という言葉があるか探してください。これがあれば、団体でなくても使えます。
部活・サークル・教室
続けて練習したい、教わりたいという場合は人が集まる場に入るのがいちばん早い道です。
| 向いている人 | 費用の考え方 | |
|---|---|---|
| 学校の部活 | 学生 | 部費・用具代 |
| 地域のサークル | 大人・自分のペースで続けたい | 月会費や年会費 |
| 卓球教室・スクール | 基礎から教わりたい | レッスン料 |
| 職場や地域のクラブ | すでに所属がある人 | 団体による |
サークルや教室のよいところは、相手を探さなくてよいことです。卓球は1人では打ち合えないので、「一緒に打つ人がいる」という条件だけで、続けやすさが大きく変わります。
探し方や見学のしかたは卓球教室の探し方にまとめてあります。大人から始める場合は大人から卓球を始めるにはもあわせてどうぞ。
自宅で打つ
家に卓球台を置くという選択もあります。ただし置く前に確かめることがあります。
| 確かめること | 目安 |
|---|---|
| 台の周りのスペース | 台の後ろに動ける余裕が要る |
| 天井の高さ | ボールが上がるので低いと当たる |
| 音 | 打球音と足音が響く。集合住宅では要注意 |
| 出し入れ | 折りたためる台なら片づけられる |
| 床 | 傷や滑りが気になるならマットを敷く |
よくあるのが「台は入ったが、後ろに下がれない」という失敗です。卓球は台の大きさより広い場所が要ります。置けるかどうかは、台のサイズだけでなく、後ろに1〜2歩下がれるかで判断してください。
台がなくてもできる練習もあります。素振り・壁打ち・ボールつきは畳1枚ぶんのスペースがあればでき、卓球の一人練習メニューに手順を書いています。
費用の目安をくらべる
金額は地域差が大きいので、「どういう払い方をするか」の違いで比べます。
| 場所 | 払い方 | 週1回続けると |
|---|---|---|
| 卓球場(台貸し) | 使った時間だけ | 行った回数だけ増える |
| 公共の体育館 | 使った回数だけ | 抑えやすい |
| サークル・教室 | 月ぎめが多い | 回数が増えるほど1回あたりは下がる |
| 自宅 | 最初に台を買う | 使うほど1回あたりが下がる |
考え方として分かりやすいのは、「行く回数が決まっているか」です。月に何回行くか読めないうちは、使った分だけ払う形(台貸し・公共施設)が向きます。通う回数が固まってきたら、月ぎめのほうが割安になることがあります。
始めたばかりの時期は、自分がどれくらいの頻度で行くか、本人にも分かりません。月ぎめの会費を先に払うと、行かない月にももったいなさが残ります。数回、使った分だけ払う形で通ってみてから決めるほうが、結果的に無駄が出ません。
近くの場所を探す方法
探し方には順番があります。上から順に試すと見つかりやすいものです。
| 順 | 調べ方 | 見つかりやすいもの |
|---|---|---|
| ① | 「地名+卓球場」で地図から検索 | 台貸しの施設 |
| ② | 市区町村名+「体育館」「スポーツセンター」 | 公共施設の個人開放 |
| ③ | 市区町村名+「卓球協会」 | 地域のサークル・大会情報 |
| ④ | 地名+「卓球教室」 | 教わる場所 |
| ⑤ | 近くの卓球場で聞く | 地元の情報がいちばん集まる |
見落とされがちなのが③の卓球協会です。市区町村や都道府県の卓球協会のページには、地域のサークルや大会の情報がまとまっていることがあります。検索で出てこないサークルが載っていることもあるので、一度見てみてください。
卓球場や体育館に行ったら、受付の方に「この辺で他に打てるところはありますか」と聞いてみてください。地元の情報は、ネットより現場に集まっています。サークルの募集が貼り紙で出ていることもあります。
初めて行くときの持ち物
施設によって違いますが、この5つがあればたいてい足ります。
| 持ち物 | 要るか | 補足 |
|---|---|---|
| 体育館用の靴 | ほぼ必ず要る | 外履きで入れない施設が多い |
| 動きやすい服 | 要る | 練習なら普段着で構わない |
| ラケット | 施設による | 貸し出しがあるか先に確かめる |
| ボール | 施設による | 貸してくれることが多い |
| タオル・飲み物 | 要る | 思ったより汗をかく |
見落とされやすいのが靴です。外で履いた靴のまま入れない施設がほとんどなので、室内用の靴を1足持っていってください。最初は学校の体育館履きでも構いません。卓球用のシューズが必要になるのは、続けると決めてからで十分です。
服装の決まりは、練習ならほとんどありません。試合に出るときだけ規定があります。詳しくは卓球の服装は何を着る?にまとめています。
一人で行っても打てるのか
卓球は相手がいないと打ち合えません。ただし一人でも行ける場所と、行きにくい場所があります。
| 場所 | 一人で行けるか | 補足 |
|---|---|---|
| 卓球場(台貸し) | 行けるが相手が要る | マシンを置いている施設もある |
| 公共の個人開放 | 行きやすい | その場にいる人と打てることがある |
| サークル・教室 | 一人で行くのが前提 | 相手は用意されている |
| 自宅 | 一人でもできる | 素振り・壁打ち・ボールつき |
意外と行きやすいのが公共施設の個人開放です。一人で来ている人どうしで打つことがあり、その場で相手が見つかることがあります。ただし雰囲気は施設によって違うので、最初は「見るだけ」のつもりで一度行ってみるのがおすすめです。
打つ相手が見つからない間も、進める練習はあります。サーブは一人でできますし、素振り・壁打ち・フットワークも一人で積めます。手順は卓球の一人練習メニューと卓球のフットワークにまとめました。
よくある質問
まとめ
卓球を打てる場所は卓球場の台貸し・公共の体育館・部活やサークル・自宅の4つ。まず試したいなら台貸し(ラケットを貸してくれる施設が多い)、安く続けたいなら公共施設の個人開放、相手を探さずに続けたいならサークルや教室です。
探すときは①地名+卓球場 ②市区町村名+体育館 ③市区町村名+卓球協会の順で調べ、見つからなければ行った先の受付で聞くのがいちばん確実です。地元の情報は、ネットより現場に集まっています。
そして、持ち物でひとつだけ忘れないでほしいのが室内用の靴です。外履きのままでは入れない施設がほとんどです。最初は学校の体育館履きで構いません。
用具えらびのチェックリスト(PDF)をお送りします
はじめて道具をそろえるときに「何を・どの順番で決めるか」を1枚にまとめたものです。印刷して、そのままお店で使えます。あわせて、ラバーを貼った状態で届く貼り上がり完成ラケット(来春の予約企画)の先行案内もお届けします。
