卓球の大会に出てみよう|初心者向けの探し方と流れ

【本記事について】
本記事は「卓球スタートショップ」が運営する情報メディア「卓球はじめの一歩」の記事です。記事内で紹介している商品には、当店で販売しているものが含まれます。

初心者でも出られる卓球大会はありますか?

あります。協会に登録していない個人でも参加できるオープン戦のほか、球が大きくラリーが続きやすいラージボールの大会、参加資格を初心者・初級者に限定した大会、持ち点の近い相手と対戦できるレーティング大会(P4matchなど)まで、入り口は幅広く用意されています。日本卓球協会(JTTA)の大会日程ページや、大会要項が集まるMinglesのようなポータルも情報源になります。

自分に合う大会のくわしい選び方は本文の「2. 大会の種類」、情報源の使い分けは「3. 大会の探し方」でご案内しています。出場前には卓球の基本ルールをおさらいし、道具がまだそろっていない方は卓球を始めるのに必要なものの準備リストもあわせてご覧ください。

「卓球の大会って、上手な人だけが出るものでしょ?」——そう思っていませんか。

じつは、卓球を始めたばかりの初心者でも出られる大会は、想像以上にたくさんあります。

このページでは、大会の種類探し方申込みの手順持ち物当日のルールとマナーまでを、はじめての方にもわかるように順番にご案内します。読み終わるころには、「自分でも出られそう」と思えるはずです。

このページの結論(3行)

  • 初出場はオープン戦が安心。協会に登録していなくても参加でき、リーグ戦式の大会なら負けても複数試合できます(形式は要項で確認)。
  • 探し方は「(地名) 卓球協会」で検索が近道。申込みは締切厳守です。
  • 持ち物はラケット・ウェア・シューズ。ゼッケンと安全ピンは大会によって必要です(要項で確認)。試合球は会場が用意するので持参不要です。

1. はじめに|初心者でも出られる大会は、こんなにあります

まず安心してほしいのは、卓球の大会は「強い人だけのもの」ではないということです。

同じくらいのレベルの人と当たるように組まれる大会や、用具やレベルを制限して実力差を縮める大会、女性だけ・年代別・初心者限定など、入り口はたくさん用意されています。

大切なのは、自分に合った大会を選ぶことです。

公式戦(こうしきせん)とオープン戦の違いを、まず知っておきましょう

  • 公式戦…日本卓球協会(JTTA)への選手登録が前提の大会です。多くはトーナメント式(負けたら終わり)。各都道府県の卓球協会を通して申込みます。
  • オープン戦…協会に登録していない個人やクラブでも誰でも参加できる大会です。リーグ戦式(負けても複数試合できる)が多く、交流や試合経験を積むのが目的です。

はじめての一回は、まずオープン戦。試合の雰囲気に慣れ、負けても何試合かできるので、「出てよかった」と感じやすいのが理由です。慣れてきたら公式戦にも挑戦してみましょう。

2. 大会の種類|あなたに向いているのはどれ?

初心者の方が特に出やすいのは、オープン戦・ラージボール・レーティング大会・初心者(初級者)限定大会・クラブ/レディース/年代別です。

下の表で、対象レベル・形式・参加費の目安・初心者向き度をくらべてみましょう。

なお参加費は大会ごとに大きく異なります。表の金額は「確認できた一部の大会の実例」で、相場ではありません。必ず各大会の要項(ようこう)でご確認ください。

大会の種類 対象レベル 形式 参加費の目安 初心者向き度
オープン戦 協会未登録の個人・クラブも参加可。初出場者向け シングルス・ダブルス・団体。リーグ戦式が多く複数試合できる 要項で確認 特におすすめ
ラージボール卓球(新卓球) 幼児〜高齢者まで、初めて卓球に触れる人にも(全国大会は登録・年齢区分制) シングルス・ダブルス。球が大きく遅くラリーが続きやすい。用具規定あり(44mmのオレンジ球・ラバーはラージ用の表ソフトのみ) 要項で確認 高い
レーティング大会(P4match等) 誰でも。持ち点で実力を均す。上限制限つき大会は初級者向き 個人戦中心・リーグ戦式が多い。近いレベル同士で対戦 要項で確認 高い
初心者・初級者限定大会 参加資格を初心者・初級者に限定(資格欄に明記) 少人数リーグ戦が多く、負けても複数試合できる 要項で確認 高い
レディース大会 女性対象。年齢区分の部に分かれる。初級女性向けの「チャレンジ」枠を持つ協会も 団体(リーグ→トーナメント)・個人・ダブルス 要項で確認 中〜高(チャレンジ枠は初級向き)
市民大会/区民大会(自治体・市区連盟主催) 在住・在勤・在学なら誰でも(初級者専用クラスは少なめ) シングルス・ダブルス中心。団体戦を持つ大会も。トーナメント式が一般的 実例で500〜1,600円帯(大会により異なる・要項で確認) 中(出やすいが強豪と当たることも)
都道府県協会主催(級別・年齢別・ブロック) 協会登録選手が基本。級別はランク別クラスあり 個人・団体。級別はクラス分け、ブロックは選抜性が高い 要項で確認 級別=中〜高/ブロック=低
クラブ/社会人/学生の大会(登録制の公式戦) 協会登録選手・登録チーム(競技志向が前提。学生大会は学校単位で初心者も出る) 団体戦・個人戦。公式戦はトーナメント式 登録区分・登録料は協会ごと(要項で確認) 低〜中
シニア/マスターズ大会 マスターズは30歳以上の年代別(実力区分なし) 個人・年代別。自治体のシニア大会もあり 要項で確認 低〜中(年齢区分のみで実力区分なし)

このほか、表ソフトや一枚ラバーなど用具を制限して実力差を均す初級者向けの大会もあります(開催はありますが、形式は大会ごとに異なります)。

「健康卓球」と呼ばれるものは、実態としてラージボールなどのレクリエーション卓球を指すことが多く、統一された規定があるわけではありません。

いずれも、まずは気軽に出られるオープン戦やラージ、初心者限定から始めるのがおすすめです。

3. 大会の探し方|公式の情報源で探しましょう

大会情報は、信頼できる公式・公的なサイトで探すのが確実です。下のリンク先を、目的に合わせて使い分けてください。

  • 日本卓球協会(JTTA)大会日程…全国・地方大会の公式日程。年度・月・カテゴリで絞り込めます(主に公式戦向け)。
    https://jtta.or.jp/tournament/schedule
  • 各都道府県・市区町村の卓球協会…実際の申込みの起点。要項(PDF)と申込書を掲載しています。ネット検索で「(お住まいの地名) 卓球協会」または「(地名) 卓球」と入れて、地元の協会サイトを探しましょう。
  • 東京都卓球連盟…大会詳細ページに要項を掲載。WEB申込にも対応しています(東京の方向け)。
    https://www.tttf.jp/
  • ラリーズ(Rallys)…卓球専門WEBメディア。大会・イベント情報を掲載しています。
    https://rallys.online/event/
  • Mingles 大会情報…各地の大会要項を集めたポータル。「初心者向け」や種目で絞り込めます。
    https://taikai.mingles.jp/
  • P4match(レーティング大会)…卓球教室や卓球場などが各地で開催。AIが初戦を組み、近いレートの相手と対戦できます。
    https://p4match.com/

ヒントまずは「(地名) 卓球協会」で検索して地元の協会サイトを見つけ、初心者でも出られそうなオープン戦・初級者大会・ラージボール大会がないか探すのが近道です。

ポータルサイトには主催者名がはっきり書かれていない大会もあるので、申込み前に主催者を確認すると安心です。

4. 申込みの手順|公式戦とオープン戦で流れが違います

A. 公式戦(協会登録が前提)の場合

  • その年度の日本卓球協会への選手登録が前提になります。申込みは、登録地の各都道府県卓球協会・連盟を通して行います(協会からJTTAへ申込)。
  • ユニフォームの規定(JTTA公認マークの要否など)は大会ごとに違います。公認大会では公認ウェアが求められることもあるので、要項で確認しておきましょう。
  • 参加料・締切は、登録地の都道府県協会・連盟に支払い・お問い合わせをします。

B. オープン戦・地域大会(個人で直接申込み)の場合

  1. 要項・申込書を入手する…所属している教室やクラブの案内、地域の卓球連盟のサイト、ネット検索「(地名) 卓球」、Mingles などのポータルから手に入れます。
  2. 申込書に記入する…主な記入項目は、種目(男女別・一般/年代別)、氏名、生年月日、所属・チーム名などです。
  3. 締切前に提出・エントリーする…提出方法は主に3通りです。
    • 現金書留…申込書と参加費を専用封筒に同封して郵送。
    • 書類郵送+銀行振込…申込書を郵送し、参加費は振込。
    • WEB申込…メール・Excel・専用フォームなどでオンライン提出。
    締切は「(必着日)」または「(消印有効)」で指定されます。期限を1日でも過ぎると受付できないことが多いので、早めに出しましょう。
  4. 参加費を確認する…金額は大会で大きく異なります。当日に現地で申込み・現金払いができる地域大会もあります。正確な金額・支払い方法は必ず要項で確認してください。
  5. 当日受付…会場に着いたら受付でエントリーを確認し、組み合わせ表(トーナメント表)を受け取ります。練習でウォームアップし、放送や掲示で呼ばれたら指定の台へ向かいます。

大事なポイント申込みをしても「受付完了の連絡が来ない」ことがよくあります

不安なときは、要項に書かれた主催者の連絡先に問い合わせて確認しましょう。受領確認メールが返ってくる協会もあり、その場合は数日待っても返信がなければ問い合わせるのが安心です。

5. 大会に持っていく物リスト

当日あわてないよう、前もって用具をそろえておきましょう。

必須 は試合に欠かせないもの、早めに は直前に困らないよう前もって用意したいものです。

ラケット(ラバーを貼った状態) 必須 シェークラケットは前面・後面にラバーが2枚必要。試合で使うときは片面を黒、もう片面を赤・青・ピンク・紫(バイオレット)・緑のいずれかにする決まりがあるので(黄・オレンジ・白などは使えません)、必ず色違いでそろえてください。スターターセットならラバー2枚付きです(貼り付けはご自身で行うためラバー用接着剤を別途ご用意ください。当日あわてないよう前日までに済ませておきましょう)。
まだ最初の1本が決まっていない方は、初心者におすすめの卓球ラケットの選び方をご覧ください。
ボール 持参不要が多い 試合で使う球は会場(主催者)が用意するのが一般的なので、自分で持っていく必要は基本ありません。普段の練習用に練習球があれば十分です。
動きやすいスポーツウェア(シャツ+ショーツ) 必須 動きやすい運動着でOK。日本卓球協会が主催・公認する大会(中学・高校の公式戦を含む)では、JTTA公認マーク入りのシャツ・ショーツが必要になることが多いです(市民大会・オープン大会は規定がゆるいことも多いので大会要項で確認)。上下は別買いです。
卓球シューズ(屋内専用) 早めに 体育館用の専用シューズ。フットワークの安定とケガ予防のために早めに用意を。通販でサイズを外さない手順は卓球シューズの選び方にまとめています。
ゼッケンと留めピン(安全ピン) 早めに 大会によっては、ゼッケンを背中の中央に安全ピンで留めます(要項で確認)。光る・反射するピンは不可。
タオル・飲み物・着替え あると安心 汗ふきや水分補給に。会場は意外と長時間になります。

大会向けアイテムはこちら(卓球スタートショップ)

何から買えばよいか迷ったら、用具AI診断 であなたに合う組み合わせを確認できます。

はじめてなら、ラケットとラバーがそろった スターターセット予算で選ぶスターター が便利です。

ラケット・ラバー

  • 上達セット コルベル×ラクザ7(卓球スタートショップ)
    本命上達セット コルベル×ラクザ7¥15,900

    ラケットとラバー2枚がそろうセット。貼り付けはご自身で行うため、ラバー用接着剤が別途必要です(ウェア・シューズも別途)。貼る道具まで一式そろえたい方は「全部入りスターターキット」が便利です(塗らずに貼れる貼り付けシート付き)。

  • コルベル(卓球スタートショップ)
    コルベル¥6,050

    長く愛される超定番の板(ラバー別売り)。

  • エンジェント FL(卓球スタートショップ)
    エンジェント FL¥6,820

    石川佳純監修の「最初の1本」(ラバー別売り)。

  • ウイングライト FL(卓球スタートショップ)
    ウイングライト FL¥6,600

    約76gの軽量。非力な方・小中学生に。

  • フレクストラ(卓球スタートショップ)
    フレクストラ¥2,200

    最初の一枚に。裏表で2枚必要です(色違いでそろえてください)。

ウェア・シューズ

試合の小物・ボール

※商品の多くはメーカーお取り寄せです(ご注文から発送まで通常5〜10営業日、商品によりそれ以上いただく場合があります)。「品切れ」と表示されている商品はご注文いただけません。表示価格は毎日自動で照合していますが、最新の金額は各商品ページでご確認ください。

6. 当日の流れ・ルール・マナー

初心者がつまずきやすいポイントを中心に、当日のルールとマナーをまとめます。

むずかしく感じるかもしれませんが、一度経験すればすぐ慣れます。

当日の流れ

  • 受付で所属・名前・番号を伝え、組み合わせ表を受け取ります。
  • 15〜30分ほど、台で自由練習をします(多くは1台4人で、フォアクロス・バッククロスに分けて譲り合います)。
  • 放送や組み合わせ表のコート番号で呼ばれたら台に入り、試合前に短い練習打ちをして試合開始です。
  • オープン戦では、負けた人が次の試合の審判を担当することがよくあります。最初は戸惑いますが、審判をすると点数の流れも覚えられます。

ボールとユニフォームについて

  • 使用球…試合で使う球は会場(主催者)が用意するのが一般的で、ITTF/JTTA公認の3スター(★★★)球(白またはオレンジのプラスチック製)が使われます。自分で持参する必要は基本ありません。
  • ユニフォーム動きやすいスポーツウェアで参加できます。日本卓球協会が主催・公認する大会では、JTTA公認マーク入りのユニフォームが必要になることが多く、市民大会やオープン大会は規定がゆるやかなこともあります(大会要項で確認を)。ダブルス・団体では、ペアやチームで色・デザインをそろえるのが一般的です。
  • ゼッケン…ゼッケンが必要な大会では、背中の中央に安全ピンで留めます。シールでの貼り付けや、派手で光る・反射するピンは使えません。

豆知識自分で公認球を買うときは、商品名の「40+」=3スター公認ではない点に注意。

練習球にも「40+」と書かれていることが多いので、公認球がほしいときは「3スター(★★★)」「JTTA/ITTF公認」の表示を確認しましょう。

得点と試合形式

  • 1ゲームは11点先取。10対10になったら、2点差がつくまで続けます(デュース)
  • 試合は3ゲームマッチ(2ゲーム先取)・5ゲームマッチ(3ゲーム先取)・7ゲームマッチ(4ゲーム先取)のいずれかで、地域のオープン戦や初心者大会では3ゲームマッチも多く行われます(大会要項で確認できます)。1ゲームごとにコート(エンド)を交代します。

サーブの基本(初心者がいちばん間違えやすいところ)

  • 開いた手のひらにボールを静止させ、回転をかけずに16cm以上ほぼ垂直に投げ上げてから打ちます。
  • 打つときは、ボールを台より高く、自分のエンドラインより後ろで打ちます。
  • ボールを相手や審判から隠してはいけません(フリーアームをボールとネットの間からどける)。隠すサーブは反則になります。
  • サーブ権は2点ごとに交代。デュース(10対10以降)になると1点ごとに交代します。サーブがネットに触れて正しく入ったら、やり直し(レット)です。

そのほかの覚えておきたいルール

  • タイムアウト…各選手が1試合に1回、1分以内とれます(要求は両手でTの字をつくります)。
  • 促進ルール…1ゲームが10分たっても終わらないと適用されます(両者が9点以上取っている場合は適用されません)。適用後はその試合の終わりまでサーブは1本交代、レシーブ側が13回返球したらレシーブ側の得点になります。
  • ネットイン/エッジ…ラリー中、ボールがネットに触れて入っても続行します。台の上面のふち(エッジ)に当たったボールも有効(エッジボール)ですが、台の側面(サイド)に当たったボールは無効です。

大切なマナー

  • ネットインやエッジで得点してしまったときは、手のひらを相手に見せて軽く会釈し、一言おわびの気持ちを伝えましょう。
  • ウォームアップはクロスで行い、台と空間を譲り合います。
  • 悪いマナーは警告の対象です(1回目はイエローカードで警告、2回目からはイエローとレッドを同時に示されて相手に1点、さらに繰り返すと2点。悪質な場合は失格になることもあります)。会場はきれいに使いましょう。

7. 大会に向けて、いまできる準備

練習して自信をつけたいなら → マンツーマンレッスン

「サーブのルールが不安」「試合形式に慣れたい」——そんな方は、当サイトの運営者が行うマンツーマン60分(¥5,000)レッスンで、初心者の不安をひとつずつ解消してから大会に臨めます。

レッスンについて問い合わせる

用具を一式そろえるなら → 卓球スタートショップ

大会には、ラケット・ラバー(色違いで2枚)・ラバー用接着剤・ウェア・シューズが必要です。

そろえる順番と全体像は 卓球を始めるのに必要なもの(準備リスト) にまとめています。迷ったら 用具AI診断 もご活用ください。

大会の1〜2週間前は、球を「本番と同じもの」に切り替える

大会で使われるのは公認球(3スター球)です。ふだんの練習球とは弾み方や回転のかかり方が少し違うため、当日はじめて公認球を打つと違和感が出ることがあります。大会の1〜2週間前だけでも公認球で練習しておくと、この差を埋められます。詳しくは 試合球と練習球の違い をご覧ください。

※参加費・締切・参加資格・クラス分け・会場は大会ごと、年度ごとに変わります。出場を検討するときは、必ず各大会の最新の要項(原本)でご確認ください。本ページの内容は一般的な解説であり、特定の大会の参加を保証するものではありません。